ぬらりひょんの孫 京都夢幻夜話 (JUMP j BOOKS)

  • 集英社
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本棚登録 : 205
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087032352

作品紹介・あらすじ

京都の怪。"私"が出会ったのは漆黒のセーラー服の少女"狐様"。戯れる少女たちに惨劇の刻が迫る…。他、総大将・子連れ妖編、壮絶なる悲恋を描く首無・毛倡妓編の三編を収録。覗くは今夜、夢か現か幻か-。

感想・レビュー・書評

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  • アナザーストーリー2本と、本編補完の1本の構成。

    羽衣狐に魅入られた少女のお話と、奴良組子育て騒動記(ちょっと違うか?)
    なんか、若き総大将のお話は小説版恒例になってる感があるな。

    本編補完のお話は、首無と毛倡妓が妖になった経緯が。
    これで考えると、首無はかなりの童顔だな、って、どんな感想だ!

    と、せっかくのいい話をとんでもない感想で締めくくる自分。

  • 3つのお話から成っております。

    第一幕。羽衣狐がメインのお話。
     羽衣狐の『魂を喰らう』ための『友達ごっこ』。
     うん。彼女ならやりそうな事。

    第二幕。ぬらりひょんの子『鯉判』が赤ん坊時代の話。
     ぬらりひょんが散歩がてら買い物に行き、帰って来たら赤ちゃんが増えてた・・・
     てんやわんやで赤ちゃんは無事に父親の元へ。
     本妻・夫・側室のような図柄に牛鬼の苦悩した顔が大変楽しい。
     (胡瓜と牛蒡は一緒の時期では無いのでその辺はツッコミ所多し)

    第三幕、首無&毛倡妓がメインです。
     首無が『義賊』として活躍していた時代で、毛倡妓は『紀乃』として遊郭に禿をしいた頃のお話。
     義賊として死して、妖『首無』となり仇討ちをする。
     紀乃は、禿から花魁になり首無の死に直面し妖『毛倡妓』となる。
     (禿から花魁になるには源氏名が必要。その辺りのツッコミ所)

    一押しは第三幕。
    首無&毛倡妓の馴れ初めというか、始まりというか。
    季節感、吉原の中の話が突き詰めてあれば星5個なんだけどね☆

  • 三作目の義賊さんと紀乃の話しがとっても気に入りました。原作コミック読むの滞ってるの早くなんとかしたいなぁ。

  • 首無のお話は良かったです。
    こういう過去があったんですね。

  • 本編の番外編で軽く読めた。一番よかったのは、首無と紀乃のお話。

  • 狐様と子連れ総大将は完全オリジナル。
    首無の話は原作と少し絡むもの。
    義賊さん、好き。

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