なんて素敵にジャパネスク シリーズ(3) ジャパネスク・アンコール! ―新装版― (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086145701

作品紹介・あらすじ

都を揺るがした、帝に対する謀叛未遂事件から数ヵ月-。首謀者であった僧の唯恵が生きているという噂が密かに流れた。吉野に篭もっている許嫁の瑠璃姫のためにもなんとか唯恵を逃したい高彬は、ひとりで調査を始めるが!?(『高彬のジャパネスク・ミステリー』)。高彬の乳兄弟である守弥は、"物の怪憑き"と評判の瑠璃姫との仲を引き裂くために、ある陰謀を…。(『ジャパネスク・スクランブル』)。

感想・レビュー・書評

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  • 今回はなかなか穏やかでした。
    何しろトラブルメーカー瑠璃姫が出てこない!
    瑠璃姫が出てくるときはやれ陰謀やら放火やら物騒ですからね笑。でも少し物足りない感じもあったのも事実、やっぱ瑠璃姫だなぁと思います

  • 2019年5月23日購入。
    2019年8月6日読了。

  • なんとなく平安ブームが自分の中で来たので
    筋は軽く典型だが著者の技が冴えて美味

  • 再読。

    2巻の後、吉野へ下った瑠璃を思う高彬とその乳兄弟、守弥が主役のスピンオフ短編集

  • 短編集みたいな感じで、主人公以外にスポットをあてた内容になってました。
    ジャパネスクは、瑠璃姫の一人称で進んでいく小説なので新鮮だったー!


    幼い頃から瑠璃姫一人を一途に想い続けてきた高彬。
    高彬が瑠璃姫のどこに惹かれているかっていうのがよくわかって良かったです♪

    しかし、ほんと色んな人に振り回されるヒーローだよねー笑。


    高彬の乳兄弟の守弥(もりや)は初登場です。
    この人、愉快だねー。

    評判の悪い瑠璃姫と、大切な若君を引き離すために色々罠をはるんだけど。
    頭脳派を漂わせてる割りに、肝心なところでツメが甘い!

  • ほんとはアンコール2に載ってる話が大好きなんですが、何故か持ってるのはこれ。いや、この巻も好きですが。
    そのうち2も買おう。

  • 守弥が、なんていうか実はまぬけ・・・ですね。こいつ。でもそこがいいんだけど。

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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