そして、星へ行く船 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086110433

感想・レビュー・書評

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  • 星へ行く船シリーズ最終巻

    読んだはずなんだけどあんまり覚えてなかったな~
    たぶん今迄みたいに大事件がなかったからだろうけど、、、。

    読み返してみて、あゆみちゃんがみんなに好かれるのはなんでだろう?主人公だもんな~って思っていたのが、解決しました。そういう設定や~ん

    これって素子さんがあとがきで「最終巻」って言ってるから続きはないのよね。何年後、何十年か後のあゆみちゃんと太一郎さんの話を読んでみたいけど、、、、。てかいまだに出てないんだからもうないよね( ;∀;)

  • 最終巻という事で、とても感慨深い思いで読みました。

    登場人物達は、私の中で生き生きと動き、喋り、まるで自分の家族や友人達のような感覚で、容姿も声もはっきりと感じ取れるようでした。

    そしてやっぱりラストシーンは涙と笑いで顔がくしゃくしゃ人間なりながら読みました。

  • 帰省中に再読。一応シリーズ最終巻。事件の裏に暗躍していたのはなんとレイディ、彼女はあゆみにある重大な依頼を持ちかけ・・・。

    やや唐突に、あゆみの特殊能力について言及される。最初からこれ、決まってた設定だったのかなあ? なぜ突然あゆみのその能力が必要になるかという理由も含め、ちょっと寝耳に水というか強引だった気がする。とりあえずラブコメとしては大団円。SFとしてはまだ続きそうな余韻。

  • 『星へ行く船』を読んですぐにこちらを読んだら、話が飛び過ぎていてちょっとびっくり。
    いや、一度は読んだことがあるんだけれど、ほとんど忘れている。

    シリーズで、間に
    ・『通りすがりのレイディ』
    ・『カレンダー・ガール』
    ・『逆恨みのネメシス』
    があるのだけれど、図書館には置いていないみたいなので、残念。
    『星へ行く船』では、「あゆみちゃん」だった太一郎さんの呼称が、「あゆみ」と呼び捨てになっていて、まあそういうことだった。

    『ブラック・キャット』シリーズも含めて、ちゃんと通して読みたいんだけどなぁ。

  • シリーズ最終作。
    めっちゃ甘い。びっくりするぐらいのこの甘さが好き。

  • レイディに誘拐されたあゆみは、彼女から奇妙な任務を依頼された。成功すれば地球を救うという責任重大なその任務には、過酷な条件があったのだ…! 大人気シリーズのハッピーエンド、完結編!

  •  主人公あゆみちゃんが2巻目「通りすがりのレイディ」で理想とするロールモデルをみつけ、3番目の「カレンダーガール」で連なる世代とその間の継承を実感し、そこで主人公の成長物語を終わりにするのではなく「逆恨みのネメシス」と「そして、星へ行く船」の2巻連続になるエピソードまで描かれているのが好き。
     特別な能力を持ち合わせている人などそうそういないわけだけれど、もっと一般的に自分自身のもっている能力を受け入れて世間へ出ていくひとりの女の子の成長物語と読み替えて、とても好きなシリーズ。

  • 昭和62年に発行されたこの本。

    星へ行く船から7年かけてシリーズが完結。

    火星ドームの外へ太陽を見に行く描写が美しい…


    ここから、私のSF読書歴ははじまったんだなぁ…としみじみ思う

  • いやはや、はまったねぇ。

  • 少女漫画チックな宇宙SF

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著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新井素子の作品

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