伯爵と妖精 新たなるシルヴァンフォードにて (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086017763

作品紹介・あらすじ

すべての戦いを終え、平和を取り戻したリディアとエドガー。息子のアルヴィンも生まれ、一家は改めてエドガーの両親の領地を訪ねるが…。文庫未収録の短編を含む、愛いっぱいの後日談。

感想・レビュー・書評

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  • 終わっちゃった、、、
    シルヴァンフォードよかった(;o;)墓守りもよかった(;o;)
    アルヴィンのすくすく振りが幸せだ
    すくすく幸せに暮らしてほしいー
    双子の名前は出てこなかったなー

  • 全巻読破!!
    エドガーが父親になっても変わらず非道でいいですねw

  • 面白かった‼︎ キュンキャンした‼︎

  • やっと図書館で扱うようになったのでさっそく読了。久々にリディアとエドガー達に会えた。短編ばかりだったのでサクッと読み終わり、二人が幸せになれてよかったなと。アルヴィンにさらに双子の兄弟ができたのね♪シリーズものの時のようにドキドキハラハラはなかったけど楽しく読めた。

  • エドガーとリディアの息子・アルヴィンも一歳半を迎え、いよいよ一家はエドガーの亡き父の領地であるシルヴァンフォードを訪ねることに。けれども両親の眠る墓地は鍵が堅く閉ざされていた。鍵を持つ墓守の老人は、本当の若君であるエドガーを後継者と認めていなくて……「伯爵と妖精」のその後を描いた後日談番外編集。

    ちゃんと読書しなくちゃ!よしはくよー読もう!待ちに待ってた番外編だ~ 本編終わっててその後日談と言うのは実に心落ち着けるもので良いですねえ。今回収録されてる話はほとんど最終回後なのでなおリラックスして読めました。前までははくよーの文章読みづらいなあって思ってた、むしろ毎回コバルト読むとそんな風に思ってたんだけど今回そうでもなかったのは自分が成長したのか気にしなくなっただけなのか。結構すいすい読めました。
    表題作もいいんだけど「春を待ちわびて」もすごく良かったです。新たなるシルヴァンフォードにての「旅立ちは青い空の下で」はエドガーが本物の若君なのにそれを伝えられなくてもどかしいし伝えても本当だと思ってもらえないだろうなって言うジレンマがすごく切なかったです(´;ω;`) やっと戻ってこれたのに…… ロタとポールの仲が少し進んだのは嬉しかったけど大公が亡くなったのもやっぱ切なかったなあ… 最終的にはエドガーがそうだってわかったのかな…そこらへんはこちら側の解釈にまかされているのだけど、そうだったらいいなと思います。んで「小さな伯爵のぼうけん」アルヴィンが成長してなんと双子の弟と妹がいるですと詳しく聞かせてもらおうかエドガー!って思いましたw 短い話だったのでもっと読みたかったです~ ケルピーがアルヴィンのお兄さんぽいところが萌えた、もっと出番欲しかった…
    また番外編読みたいです。ロタとポールはある程度進んだからレイヴンとケリーの話はよ!と思ってますw

  •  後日談なので、特にどうなるの? 怖い! なんてことはなく、ほんわか優しいフェアリーテイルです。

     アルヴィンかわえぇ。特にニコのしっぽ気にしてる絵が好き。
     やっぱり性格は優しいお人好しなようで。リディアからの遺伝かしら。

     それにしても、コバルト作品の主人公の子供って、長男+男女の双子が多い気がする。これしかり、悪婿しかり。
     貴族の跡取りが必要なのと読者は女の子を望んでるからかしら。

  • あー、これでもう本当に終わりなんだなとしみじみと思う。
    『伯爵と妖精』シリーズ最終巻。
    リディアの子供時代の話と後日談。

    母アウローラが生きていた頃の、フェアリードクターとして生きると決めたリディアの少し悲しい決断。
    シルヴァンフォードで過去と向き合うエドガー。
    小さな伯爵アルヴィンのサファイアの妖精をめぐる冒険。
    などなど‥‥。

    相変わらず妖精のトラブルに巻き込まれたり、やたらくっついてきたがるエドガーをかわしたりと、いろいろ大変なリディアだけど、家族、使用人皆揃って幸せそうでホッとした。

  • 近所の本屋さんが入荷に一ヶ月以上かかったせいで、漸く読めた!

    全体的にほのぼのとした短編集だったなぁ
    相変わらず妖精との問題に巻き込まれたりしてる一方で
    ロタとポールの関係の変化と彼らの旅立ち
    念願のエドガーの帰省
    そしてアルヴィンの物語
    どれもよかった

    ただ前に雑誌で読んだ『春を待ちわびて』は設定が変わっていてびっくりしたけど
    そして結局オニキスの毒がどうなったのか分からない
    設定が変わって描写が変わったせいか、毒が浄化されてないような気もするし、リディアがアルヴィンが成人するまで生きてるかとか考えてるからやっぱ寿命縮まったままなのか?とも考えられるしで・・・
    誰かハッキリさせてくれ・・・

    あとロタとポールが意外な展開を遂げてびっくり

    でもそれを除けば、漸く訪れた彼らの平和な日常がとってもよかった
    そして待望のニコとアルヴィンのツーショット!
    アルヴィンはもちろんなんだけど、何あの二人(一人+一匹)・・・すごく可愛いし癒される
    最後の親子三人の姿もすっっっごく幸せそうで、見てるこっちまであったかい気持ちになった
    本当、三人ともよかったねー

    それからそれから
    なんだかんだ言いながらアルヴィンの子守りをしてるニコとケルピーもいいし
    少し変化を見せたレイヴンとケリーもよかった けどこの二人に関してはもう少しあったら嬉しかったなぁ
    あと双子の弟妹も見たかった!!
    谷さんまた短編集書いてくれないかな・・・

  • すべての戦いを終え、平和を取り戻したリディアとエドガー。息子のアルヴィンも1歳半になり、エドガーは改めて亡き父の領地であるシルヴァンフォードを訪ねることに。だが両親の墓は硬く閉ざされており、墓守の老人はエドガーを後継者とは認めなかった。一方パリへの留学話が出ているポールは、ロタに求婚するべきか悩んでいて・・・。

    本当に、終わってしまったんだなぁと実感した番外編。最終巻が怒涛の展開でハラハラドキドキという感じだったので、色々ありながらものんびりした短編で伯爵家もようやく安心して暮らせるようになったんだなぁとしみじみしました。シルヴァンフォードの地で、エドガーが笑えるようになって本当に良かった。アルヴィンもかわいい♡そして息子にすらやきもちのエドガーは全読者の期待を裏切らないねwポールとロタも何とか落ち着きそうだし、これからも幸せな未来が待っているでしょう。谷先生の新作も楽しみです。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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