伯爵と妖精 白い丘に赤い月満ちて (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
4.28
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本棚登録 : 269
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086017138

作品紹介・あらすじ

アルヴィンは自分の使命を果たすには父エドガーを殺さなければならない事実に耐えきれず、姿を消す。リディアは心配しながらもテランを倒すための鍵となる石を探し求めるが…。大人気英国ファンタジー完結!!

感想・レビュー・書評

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  • やっと平穏の時が訪れるのね
    日常は何物にも替えがたい
    アーミンはケルピーと結ばれてほしかった
    でも人として死にたい彼女を尊重したケルピーも素敵すぎる
    ケルピーも幸せになってほしいな
    ニコの変身もびっくら
    死んでからは魂抜けるけど、生きてるなら魂が二つになって大変、という世界観なのかしら
    しかしつじつまあわせのような入り組み方をしたストーリーでとてもこんがらがったよ、、わたしが頭が悪いせいだけど
    めでたしめでたし
    なんかいか読み返さなきゃならん
    悪あがきはしていきたいと思った

  • 登場人物と鉱物と張られた伏線が多すぎて大混乱してますが最後まで読めましたw
    タイトルが伯爵と妖精なのに伯爵であるエドガーが役立たずで大丈夫かよって思ってましたけどラストでようやく面目躍如できましたね!
    …読んでて疲れましたw

  • 【伯爵と妖精32作目】
    やっと終わったと思いつつアルヴィンが産まれてくるのを読みたかった。
    それにしてもラストの戦いは少し雑な感じもした。
    テランの暴走とかタイミングよすぎだったし。
    それでもエドガーとリディアをもっと見てたいなと感じさせてくれる大作でした。

  • やっと最終巻読めた。
    終わって、ちょっと寂しい気もします。
    本編は終わりだが、あと一冊短編集があるので、そこで後日談をたっぷり書いてくれてるといいな。

  • 自分が生まれれば母リディアは命を落とす。そしてプリンスを倒すためには父エドガーを殺さなければならない・・・。過酷な宿命を知り、アルヴィンはリディアたちの前から姿を消した。アルヴィンの行方を案じながらも、戦いに向けて準備を進めるエドガーとリディア。さまざまな想いが絡み合うなか、ついに最後の戦いが幕をあげた・・・!ロングヒット英国ファンタジー、ついに感動のフィナーレ。

    人生で初めて手に取ったコバルト文庫でした。ていうか所謂ライトノベルで最も初期にハマりました。こんな先が見えない展開になるとは予想してませんでしたが、この最終巻は最近の数冊の中でも飛びぬけて満足のいく終わり方でした。犠牲もあったけれど、ハッピーエンドで本当に良かった。今まで八方ふさがりなイメージだった伯爵家ですが、ようやくエドガーもリディアも自分なりの「悪あがき」をして戦っていく姿が見られて、一番伯妖らしさを感じました。エドガーもプリンスから解放されて良かった、これからは青騎士伯爵としてリディアとともに幸せになってほしいです。

  • あぁ……終わった。

    ケルピーとアーミンの最期のシーンは、そこだけ何度も読み返してしまったくらい、切なくて、好きな場面。
    主役のふたりよりも、このふたりのほうがわたしは好きなのかもしれない。

    大風呂敷を広げて、ちゃんと回収できるのか心配だったけれど
    見事に着地してくださいました、谷さんありがとぉ!

  • これで完結です。
    確か「LaLa」の広告で「ヴィクロテ」と「伯爵と妖精」の紹介を見て
    長いあいだコバルトから離れていたのに、また読み始めたのでした。

    期待通り本当に面白いシリーズでしたが、ちょっと詰め込み過ぎかな。
    最終巻で、ちょっと書ききれないところもあったような。

    だけどきちんと物語が収束して、狙い通り着地したのは立派ですね。
    今回のお気に入りシーンは、エドガーとアルヴィンの対決シーンと
    アーミンとケルピーの最期のシーン。

    特にアーミンとケルピーの場面は…もう大好きで、たまらないです。
    あんな幸せもあるんですね。
    これがあるから少女小説はやめられないんだよなあ。

  • 長かった伯爵と妖精シリーズも遂に完結!
    少し早足な気もしましたが、丸く収まってよかった!
    ただ、あまりに長く追いかけた作品だったので、淋しさよりも、現実感の無さが勝ります。
    もう少ししたら、一から読み直してみようかな。

  • 遂に完結。
    これで終わり、という割にはちょっと盛り上がりに欠ける最後だったかなぁ…と。
    むしろ、ケルピーとアーミンの別れのシーンや、ニコが自慢の毛並みの身体を失ってしまった事の方が印象深かったかもw
    あと、レイヴンがレイヴンたる所以もちょっと感嘆!

    とりあえず、親子3人無事に生き残ったので、後に短編集か何かで幸せな伯爵家が描かれることを期待♪
    アルヴィンの性別が、どっちだったのかも気になるし~(笑)。

  • ついに最終巻!物足りないといえば物足りないけれどハッピーエンドで良かったです。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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