悪魔のような花婿 薔薇の横恋慕 (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2011年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086015103
作品紹介・あらすじ
いよいよ始まった悪魔城での当主会談-。和やかな雰囲気で会談は進められ、客人たちとも親好を深めるジュリエットだが、ある時、三家の当主に関する思わぬ噂を耳にしてしまう。どの噂も陰惨で信じがたいものだったが、次々と紋章印が盗まれ、城内はかつてない緊迫感に包まれていく…!同胞貴族を裏切り、ひそかに王妃と通じているのは一体誰か…!?衝撃の真相が明かされる、シリーズ第3巻。
感想・レビュー・書評
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シリーズ3
四海家会談もいよいよ大詰め!
と思ったらまさかの、たんぽぽ姫の正体!
どんでん返しが気持ちがいい
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次々と秘密の明かされる怒涛の後半が面白かった。やっぱモテまくるヒロインは読んでいても気持ちがいい!w
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ウィリアムとジュリエットの、砂糖菓子のようなラブラブっぷりと、コメディとミステリーが一気に楽しめるので、何だか得した気分。
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四海家当主会談完結。
大人に戻れなくなった兄ウィリアムの身代わりをつとめるヴィヴィアン。
ウィリアムのことを敬愛するヴィヴィアンだから、立派に身代わりをつとめるのだけれど、ジュリエットと新婚らしい雰囲気を出すところまではいかなくて…。
ヴィヴィアンが、母レディ・ドーラにもっと甘い雰囲気を出せと詰め寄られるところがおかしくて、吹き出しそうになってしまった。
四海家すべてに複雑な事情があることが判明し、王家との対立もますます激化しそう。 -
2巻から続いたザ・スカイでの「ララバラード四海家」の会談と疑惑は、とりあえず3巻で解決を見せます。
次巻からは舞台が王宮に移るようです。
数々の謎の中でも、アリスとマルタ尼の正体に一番興奮しました。
最後の最後で、ようやくウィリアムが元の半呪い状態に戻ります。
ジュリエットが急にモテだし、流石少女小説!と思いました(笑)。
何故か本文の挿絵が前半に集中していて、第二章内には1頁だけなのが気になりました。
もっとバランス良く配置して欲しいと思うのは望みすぎでしょうか。(^_^;) -
今回はみんなの秘密が全部知っていて、びっくりしたw
まさかあの人はそんな秘密があるって~
そして、ジュリエットがますますもてますねw -
作者もあとがきで記している通り、話しをまとめるためにまじめな展開の巻になったので、ちょっと肩すかし。
次巻こそは「ラブ」と「コメ」のノルマをきちんと果たしてほしい。