僕たちの旅の話をしよう みらい文庫版 (集英社みらい文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784083210570

作品紹介・あらすじ

ある日、赤い風船が小5の健一のもとに飛んでくる。しかも、手紙つき!健一は、ほかにも手紙を手にしたという小6の隼人、小5の麻里安と出会う。実は3人とも視力、聴覚、嗅覚に特殊な能力を持っていた。手紙を出した少女に会いに行こうとするが、事件に巻き込まれてしまい…!?すべては手紙を受け取った瞬間から始まった!目がはなせない、ドキドキ冒険ミステリー!小学上級・中学から。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の持ってる力を信じて頑張る。自分以外の人を、大人も子供もなく、大切にし、思いやり、助け合う。素敵な人たちの物語♪

  • 不思議な出来事が、少し変わった能力をもった子どもたちをひきあわせる。この本の子どもたちのように、冒険は意外なところにころがっているのかもしれない。どうか、多くの子どもがステキな出会いに恵まれますように。再読。

  • 田舎の山間部に暮らす小学生の女の子が飛ばした、手紙つきの赤い風船。
    それを受け取った小学生の少年少女たちは、彼らは『サイボーグ009』ばりの特殊能力を持っていた。
    手紙を出した少女に会いに行こうとするが、それぞれが抱える家庭の事情も絡んで、ひと騒動が起こって……。

    もとはMF文庫ダ・ヴィンチで発行されたものが、みらい文庫版で再発売されたもの。
    初めて小路作品を読んだが、小学生の家庭環境の設定やくだりがリアルで、ヘンに隠していないところがよかった。

    ストーリー自体は王道だったが、後半の展開がちょっと突拍子過ぎるかな。
    おとなしく、会いに行こうよ(笑)。
    なので、★3つ。

    とはいえ、前から気になっていた作家さんなので、他の作品も読んでみよう。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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