83歳の女子高生球児 (ゆうゆうBOOKS)

  • 主婦の友社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072922446

感想・レビュー・書評

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  • 平成26年4月発行のYAだよりで紹介された本です。

  •  76歳で夜間中学に入学し、その後、定時制高校に進学、さらには野球部にまで入部しちゃったチエさんの自伝的エッセイ。
     戦争中の苦労も書かれてますが、とにかくチエさんが気持ちのいい性格。
     一緒にいたら、ホント楽しいだろうな。

     英語の勉強が楽しくて、帰宅してから寝る前にふとんの中で復習するの、娘さんに早く寝なさいて怒られちゃうとか、かわいい人ですね。
     足音が聞こえてきたら、寝たふりです。

  • 「新しいことを知る、覚えるということは、なんて楽しいことのだろう」
    この言葉に尽きます。
     周りの人に恵まれたと締めくくりに書いてありましたが、若者との壁を作らず自然体で接したチエさんが、みんなに愛された理由だと私は思います。いくつになっても、感謝の気持ちを忘れずにこれからを過ごしてみたいと思いました。
      

  • 昭和5年生まれ、孫もひ孫もいるおばあさん「ちえさん」が夫を亡くして寂しい暮らしの中で再び学ぶ決心をする。

    尋常小学校しか出ていないちえさんは、自分で役所に問い合せて夜間中学に通いだす。アルファベットも初めて書いて、計算にマイナスがあることも初めて知る。
    海外旅行に行ったことはないが、地図帳を買って、地球儀を買って、世界のニュースにも興味を持つ。
    学ぶ意欲が増して、定時制高校を受験して合格。
    家庭事情が複雑だったり、元引きこもりだったり、受験に失敗したりしている生徒も少なくない定時制高校。
    昼間に働いている子も多く、外見がちょっと不良っぽい子もいる。
    ちえさんは全ての子供たちを温かく見守り、優しい先生にも巡り合って、勉強に部活に全力投球。
    子供たちも、優しくちえさんに接して、自分の人生を前向きに考えるようになる。
    正式な野球部員として「伝令」として公式戦にも出場。始球式にも挑戦。

    いつも明るく前向きで学ぶところがとても多い素晴らしい女性。元気がもらえる一冊

  • ニュースで見たことがあり、チエさんについては知っていました。
    本を読むと、いかにパワフルで素敵であたたかな方であるかが分かります。クラスメイトとの充実した学生生活を知ることができ、読み終わって心温まりました。

  • 登録番号:10953 分類番号:289.1カ

  • 学ぶという本質を教えてくれる。

  • never too late, never too old for us to start something new

  • 2014.2.25
    西口が入社前の課題図書だった本書を貸してくれた。
    人生はいくつになっても、驚きと発見の連続である。生涯現役をモットーとしている、上中別府チエさんの話。

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