初女さんからお母さんへ 生命(いのち)のメッセージ

著者 :
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 53
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072575840

作品紹介・あらすじ

"おむすび"で知られる佐藤初女さんの「子育て」のメッセージの数々。

感想・レビュー・書評

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  • 子どもがやりたがることはなるべくやらせてあげる
    ワガママではなく理屈の通った満たし方をすれば成長したときにひずみ(拒食症、不登校など)としてあらわれない
    子どもの言葉はきちんと受け止める。受け止めたという態度を見せる。子どものことを受け止めないで子どもに要求してはいけない。
    しつけは親の行動すべて。

  • 初女さんから、現代のお母さんへのメッセージ。
    赤ちゃんの要求にこたえてあげること、大人と子どもは同格であること、子どもの心の受け止め片など、
    これから母親になる上で、そうありたいなと思えることがたくさん書かれています。
    うんうんその通りと今は思うけど、子育てで気持ちの余裕のない時こそ、思い出したいなと思います。

    布おむつが良い、離乳食はお出汁をとる、
    というのは、その通りにやろうと思えば
    私のキャパを超えること必至なので(笑)
    まあ、無理ない程度に適当に…。


  • このごろでは子どもをつくる、つくらないと、普通に言っていますね。おばあちゃんが「つくらないの?」と聞いたりして。子どもは自分でどうこうするものではありません。神様からいただくものです。子どもを授かったら、感謝して毎日を過ごすようにしましょう。

  • 大人は子供と同格
    大人も子どももとにかく受けとめる
    できないときは、できない理由を話せば誰でも納得する

  • 育児に限らず、生活の中での当たり前のこと、自分のありようなどが書かれているのですが、その言葉の一つ一つに愛があふれていて心に響きます。
    読み終わって、なんだか心がほっと、肩の力が抜けた感じがします。
    タイトルは「お母さんへのメッセージ」となっていますが、すべての人に読んでもらいたい本の1冊です。

  • 肩の力が抜け、当たり前のことをただ当たり前にすることの大切さをしみじみ実感しました。

  • 子育て真っ最中の時は余裕がなくて必死なんだろうけど、こういう気持ちが温かいてことくらいは感じれる自分でいたい。

  • なかなかよかったです。母が借りてきて、母が読む前に私がなんとなく読んでしまった。読むつもり全くなかったのに(苦笑)ほんとに大切なものを忘れたり、むりに消し去ろうとしてやしないか、と思いました。ゆっくりとした穏やかな気持ちになれてよかった本です。

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著者プロフィール

佐藤初女

一九二一年、青森県生まれ。小学校教員を経て、七九年に弘前染色工房を主宰。八三年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。九二年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。九五年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第二番』(龍村仁監督)で活動が紹介されると、国内外で広く知られるようになり、各地で講演やおむすび講習会などの活動を続けた。二〇一六年、死去。『おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記』『「いのち」を養う食 森のイスキア』等、著書多数。

「2020年 『初女お母さんの愛の贈りもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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