- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065299111
作品紹介・あらすじ
父を亡くし、生きる理由を見失っていた少女・水無月六花。
本家の当主の文也に手を差し伸べられ、文也の“許嫁”として嵐山の屋敷で暮らすようになってから早2か月。
六花は文也への恋心を自覚していたが、ある晩偶然、文也が「まだ、恋じゃない」と言い放つのを聞いてしまう。
文也との結婚は約束されたもの。けれど、そこに文也の恋愛感情はないことに気が付いた六花は思い悩む。
そんな中、文也たちの母親・照子の入院先にたまたま行くことになる六花。
昏睡状態にある照子だが、耳に神通力を持つ六花は、なぜか照子に呼ばれた気がしてーー。
コミカライズも大好評のシリーズ第2巻!
感想・レビュー・書評
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シリーズ2作目。
今回は六花と文也お互いの両親の過去が少しずつ分かってきたりと良かった。
2人の距離感も少し縮まりつつある。これから楽しみだな〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水無月家の謎が少しずつ解けてきたけどまだまだ謎だらけ…気になっていられないのにいい所で終わってしまった〜!続きが〜早く読みたい‼️
文也と六花にドキドキきゅんきゅん -
シリーズ大第2巻。
読み始めて、第1巻は本当に話の序章に過ぎなかったんだな、とおもった。
それくらい第2巻は、水無月家の謎にじりじりと迫っていっていた。
天女の末裔・水無月家の直系の血筋である水無月六花は、輝夜姫の二つ名を持ち、耳に神通力を持つ。
生い立ちは少々複雑で、母に虐待されて育った立花は、母親というものを真に知らない…
立花の許嫁・水無月文也は本来分家の血筋だが、長子が長らくいなかった本家の若き当主となった。
2人の関係性とお互いの気持ちの些細なズレが、またもどかしく、キュン要素ではあるもののそこまで恋は、まだ深くない印象…
それよりも、文也の両親と伯父、六花の父の過去や、文也の弟・葉の抱える秘密など、水無月家にまつわるあまり喜ばしくないにおいのする秘密の伏線が、ちょいちょいまかれていて、そっちのほうが気になった。
なので「輝夜姫の恋煩い」という副題にするよりは、「水無月家の謎に迫る」(センスねぇ!)みたいなのが、しっくりきたのではないか?とおもう。
全巻でも、すでに結構な人数の登場人物がいたが、今回はさらに増えていて、主要人物はビジュアルありの人物紹介や家系図、用語解説がかなり助けになった。
毎回これがついてくれると、かなり助かる…
かなり気になる終わり方だったので「3巻読みたい…」とおもったら、なんと1か月前に発売されているではないか…! -
1巻ではあまり深入りされなかった水無月家の設定が面白くなるか疑りながら2巻手にとったけど、ちゃんと特殊能力バトルが面白くなりそうでよかった。続きが楽しみ。
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六花さんだいぶ強くなったな…と
両片想いでなかなか進展はないものの
本家の家族になっていく
兄弟3人の話がメインかな
早く続きが読みたい -
衝撃の展開!このまま読むしかない気になる
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六花いけー!!! となる。
3巻を早く買わなければと思う。
そしてめっちゃ感動。
(※語彙力のない感想ですみません) -
この二人の許嫁同士の気持ちの微妙なすれ違いは勿論見所なのですが、この不思議な家の謎や秘密等々、少しずつ明かされていく第2巻。
それぞれが負っている役割や運命は重いけれど、心に正直に生きて欲しい…