悲鳴伝 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 243
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (768ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065294222

作品紹介・あらすじ

少年よ、逃げろ。新たなる英雄譚、開幕!

彼の名は空々空。
どこにでもいない十三歳の少年。
風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。

ひどく壮大で、途轍もなく荒唐無稽で、しかし意外とよく聞く物語は、そんな終わりを合図に幕を開ける。
人類を救うため巨悪に立ち向かう英雄は、果たして死ぬまで戦うことができるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • なんだかかっこいいタイトルと表紙に引かれて購入。
    最初の方はちょっと現実味のなさとかキャラクターに対していささか抵抗感があったものの、読み進めるにつれどんどん物語の世界に浸れて全く気にならなくなった。最初から最後まで怒涛の急展開すぎて抜け出す隙を与えないというか。読みやすくもあり、休日に一気読みしてしまった。剣藤を始めとする登場人物も、だんだん凄く魅力的に可愛らしく思えてくる。
    もし最初の数十ページで離脱しそうな人がいたら、もうちょっと読み進めてほしいと思う。好き嫌いは分かれやすい作品かもしれないが、それと同時に大変面白い作品。次巻もいち早く読みたい。

  • 衝撃。西尾維新さんが私はやっぱり大好きです。

  • 伝説シリーズに手を付けたいと思い購入。
    初めは冗長な感じであったが、中盤以降に展開が加速し最後まで惹き込まれた。
    単体の作品として完成度の高い素晴らしい作品です。

  • 西尾維新が好きで買った本。
    最初は尖った世界観から読むのをやめてしまいそうになったけれど中盤から盛り上がって最後には感動をかっさらっていった不思議な作品。

  • 王道や邪道なヒーローでも、ダークヒーローでもなく、
    波が立たない目新しいヒーローの形
    (私はヒーローをあまり知りませんが...)

    主人公と登場人物の関係性が、ページを捲るたび軽くも重くもなる作品。

    とにかく紙を捲る、重みのある本ですが、700ページを超えた先は一瞬でした。

    最後に全体の感想としては、
    空っぽな感傷を受ける不思議な作品でした。

    続刊に関しては少しずつ読んでいけたらと思います....
    (その時はこの本に惹かれた文庫の表紙で買いたいです

  • SF×バトル×英雄伝。ヒーローに選ばれた少年は、伝説と化す。〈伝説シリーズ〉第一巻!

  • #悲鳴伝
    #読了
    ー携帯貸してくれない?お礼のキスね

    翌日、その少女は家のリビングにいた。
    傍には、僕の家族が無惨な姿で横たわっていた。

    世界観めちゃくちゃ好きですね。
    地球の在り方、地球と戦う英雄譚。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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