柄谷行人対話篇1 1970-83 (講談社文芸文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065228562

作品紹介・あらすじ

1969年に「〈意識〉と〈自然〉――漱石試論」が第12回群像新人文学賞評論部門当選作となり、文芸評論家としての執筆活動をスタートした柄谷行人氏は様々な相手と刺戟的な対話をおこなってきた。本書ではこのうち気鋭の文芸評論家として活躍していた1970年から『探究』連載開始前年の1983年になされた7篇を精選。現在は思想家としての執筆・発言が主な活動となっている柄谷氏が当時どのような知識人に関心を抱き、どのように語ってきたかあらためて知ることは、現代の社会を行きていくうえでも重要な道標となるであろう。柄谷ファンに限らず、知的刺戟を求める読者必読の書。
第一弾は、吉本隆明、中村雄二郎、安岡章太郎、寺山修司、丸山圭三郎、森敦、中沢新一。

感想・レビュー・書評

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  • 16
    引き戻す力=日常性 外的なものでない?
    26
    風 ないとイマジネーションが働かない
    47
    チボーデ「批評の生理学」

    66
    哲学の文体 動詞でなく名詞のみ?
    72
    疎外論の感想
    78
    安吾
    84
    日本語
    92
    風景
    98
    躓き 国語教育 柳田は小学校教師を読者に置いてた?

    125
    奴隷とプロレタリアート
    141
    アイデンティティではなくディファレンス
    未開と進んでいるは進化論から生まれ、それは同一性の問題である

    175
    ツリー
    182
    主体として捉えるのではなく場所として捉える
    185
    リズム

    214
    デリダ フッサール
    225
    バイイ
    233
    セミ・ティラス的な構造

    314
    中観派

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著者プロフィール

1941年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授を歴任。1991年から2002年まで季刊誌『批評空間』を編集。著書に『ニュー・アソシエーショニスト宣言』(作品社 2021)、『世界史の構造』(岩波現代文庫 2015)、『トランスクリティーク』(岩波現代文庫 2010)他多数。

「2022年 『談 no.123』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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