100さいの森

著者 :
  • 講談社
4.11
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本棚登録 : 208
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065211243

作品紹介・あらすじ

全国から寄贈された樹を植えてつくられた人工の森。世界でも例のない、100年間続いてきた、広大な人工の森。それが明治神宮の森です。100年の間に、針葉樹から広葉樹へと、森は、そのすがたを変えていきました。東京のほかの場所では見られないような生きものも、この森では息づいています。人の手によって植えられましたが、そのあとは、木々が育ち、倒れ、自然に移り変わっていくのにまかせて、森は成長し、変化してきました。その成長と変化は、さらに何百年と続いていくでしょう。これは、そんな奇跡の森の物語を、精緻なタッチで描いた、奇跡のような絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 樹木1000本が伐採危機…神宮外苑、東京五輪で規制緩和「開発優先では」 日本イコモスが都へ見直し提言:東京新聞 TOKYO Web(2022年2月8日)
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/158883

    東京 神宮外苑 再開発で周辺の樹木約900本伐採する計画|NHK 首都圏のニュース(2022年2月9日)
    https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220209/1000076383.html

    【100年の森 明治神宮物語】第1部「誕生」 - 産経ニュース
    https://www.sankei.com/article/20200215-TP2WFENB3VNYZNAC6K76XXEYAA/

    100年の森 明治神宮物語
    https://id.sankei.jp/e/2161

    100年前に計画された明治神宮「人工の森」の奇跡 | 今気になる「本とマンガ」 手のひらライブラリー | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(2020.11.5)
    https://mi-mollet.com/articles/-/26160

    『100さいの森』(松岡 達英)|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000345303

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      恥知らず
      「三井不動産」「伊藤忠商事」「日本オラクル」「明治神宮」「日本スポーツ振興センター(JSC)」
      恥知らず
      「三井不動産」「伊藤忠商事」「日本オラクル」「明治神宮」「日本スポーツ振興センター(JSC)」
      2022/02/17
  • 明治神宮の森のお話。
    東京にこんな人工の森があったことすら知らなかった。
    行ってみたいな。東京の森。

  • 人間の手で作られた明治神宮の森、最初に植えられたスタジイがヤマガラに語ります。
    森の成長の様子が、よくわかる。

  • 明治神宮の鎮守の森は昔からあったように見えるが実は100歳。人工の森なのだ。
    全国から寄進された木々は大きな針葉樹と小さな広葉樹が植えられた。これは100年後の森を想定したもので、やがて広葉樹は針葉樹よりも高く成長し、豊かな生態系を持つ森へと成長したのだ。

    ☆松岡達英さんの描く生き生きとした生き物と植物!
    ☆鎮守の森の中でリレーされる命。

  • 先人の知恵に驚かされた。初めは見栄えする針葉樹が主役の森も、広葉樹が育つ頃には太古の森に近くなっているんだって。それを見越して植林するんだって。森が好きだ。公園じゃなくて、森。深呼吸したいー!

  • 明治神宮の森の植林当時の様子や、現在の姿を描く絵本。原生林を人工で作り出そうという試みがまず面白いし、それが今も存在しているということにも改めて驚かされる。

  • 明治神宮の森は、100年前、人工的に作られました。日本各地から明治天皇のために多くの木が届けられ、植えられたのです。この森の100年の歩みを松岡さんの精緻なイラストで綴ります。森に暮らす生き物たちも細かく描かれていて、きっと明治神宮に行きたくkなりますよ。

  • 明治神宮の森のおはなし。
    行ってみたいなー

  • 2021.01.22

  • 都会のどまんなか明治神宮の緑あふれる森の100年のはなし。

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著者プロフィール

1944年新潟県長岡市生まれ。自然科学、生物のイラストレーター、絵本作家。日本各地、世界各地の自然を取材し、多くの科学絵本を描いている。『すばらしい世界の自然』(厚生省児童福祉文化賞)『熱帯探検図鑑』(絵本にっぽん賞)『ジャングル』(厚生省児童福祉文化賞/日本科学読物賞)『里山百年図鑑』(小学館児童出版文化賞)『震度7』(産経児童出版文化賞)のほか『だんごむし そらをとぶ』『よるになると』など多数。

「2022年 『少年時代 飛行機雲はるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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