感染を恐れない暮らし方 新型コロナからあなたと家族を守る医食住50の工夫

著者 :
  • 講談社ビーシー
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065204245

作品紹介・あらすじ

新型コロナからあなたと家族を守る医食住50の工夫。もっとも大切なことは「免疫力」と「自然治癒力」を生活のなかで高めていくこと。自然に沿った暮らし方で、まずは感染を遠ざけ、万一感染しても追い出す力を備える。米国のNIH(アメリカ国立衛生研究所)出身のウイルス学研究者で、那須烏山の自然派医師が実践する暮らし方のヒント。

「自然から遠ざかるほど、いのちが減っていく」――ウイルス学研究者である医師が、那須烏山に移住して見つけた、病気にならないシンプルな法則は、自然に沿って生きること。「新型コロナウイルス感染症に対しても、身のまわりをどんなに滅菌・減菌しても、どんなに薬を飲んでも防ぐことはできません。むしろ自分自身の免疫力を下げることにしかなりません」と警鐘を鳴らす著者が、提唱するもっとも本質的な解決策――。それは、不自然な日常をあらため、食と暮らしをひとつずつ自然に近づけること。

著者プロフィール
本間 真二郎(ほんま しんじろう)
医師。七合診療所所長。
1969年、北海道札幌市に生まれる。
札幌医科大学医学部を卒業後、札幌医科大学附属病院、道立小児センター、旭川赤十字病院などに勤務。2001年より3年間、米国のNIH(アメリカ国立衛生研究所)にてウイルス学・ワクチン学の研究に携わる。帰国後、札幌医科大学新生児集中治療室(NICU)室長に就任。2009年、栃木県那須烏山市に移住し、現在は同市にある「七合診療所」の所長として地域医療に従事しながら、自然に沿った暮らしを実践している。家族は妻と一男一女。
近著に『自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全』(大和書房)などがある。
本間真二郎オフィシャルサイト https://shizenha-ishi.com/

感想・レビュー・書評

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  •  新型コロナウィルスに対して、個人でできる感染予防の要は3つ。マスク、手洗い、腸内細菌を元気にする生活。最大の対策は腸内細菌を元気にする生活。①食事以外に水分摂取 ②よい塩(天日海塩)を ③食べ過ぎない ④地産地消の旬のものを ⑤加工食品を摂らない ⑥食物繊維を摂る ⑦発酵食品を摂る ⑧よく噛む(唾液)。生活面では:①体温を高める(運動)②口呼吸をしない ③睡眠 ④ストレスをためない ⑤よく笑う ⑥日光にあたる ⑦土(微生物)に触れる ⑧禁煙する。なお、薬の多くは化学薬品で、体外への排出は難しい。蓄積すると、その毒性で全身の機能が低下する。
     図書館に返納する時の電車で、読み落としと言いますか、大切なことを見落としていました。生きるために水が一番大事と思ってましたが、間違いでした。人間は、食物なし、水だけだと25日ぐらい大丈夫。水なしだと5日ぐらい。空気なしだと5分で死亡(知ってはいますが)。人間が1日に口にするのは、空気18~20kg(8割)、食物2~3kg、水2~3kg。きれいな空気、いい水、バランスのよい食事が大事ですね!

  • 自分自身の免疫力を高め、土地に合ったものを食べて自然と共に暮らすのが結局万病から自分を守ってくれるという本。
    都会に暮らす肉食のわたしにはなかなかハードルが高いものを感じたが、考え方としては正しいと思う。
    日本語も平易で読みやすかったです。

  • 新型コロナなどの感染症から私たちを守る医食住のコツが解説された一冊(著者はウイルス学・ワクチン学が専門の医師・本間真二郎さん)。新型コロナの概要~腸内細菌を中心とした新型コロナに打ち勝つ免疫力の強化法が解説される。2020年6月発売の書籍なので新型コロナ対策情報は少し古いが、ほぼほぼ現在(2021年10月)主流となっているのと同じ対策法なので今読んでも役に立つ。

  • 良かった。
    コロナに関連した本ではあるけれど、それ以上にもっと根本的な生き方を考える本。

    人間は自然の一部。
    地球でいう「土」に当たるのが、人間の「腸」だと。
    堀江昭佳さんの『血流がすべて解決する』という本に、人間の「血」は地球の「海」に当たる、といったようなことが書かれていたのを思い出した。
    そう考えるとすごいな。
    人間を含むすべての生き物は、地球からできている。
    地球に自浄作用があるように、人間にも本来自浄する力が備わっている。
    でも現代社会では、その自浄力をはるかに上回る化学汚染が進んでいる。
    それが地球にも、巡り巡って人間にも、病気という形で現れている。

    具体的に気をつける日常生活のポイントについては、すでに知っていることも多かった。
    数年前、妊娠中から産後にかけては、できる範囲でそういった暮らしを心がけていたけれど、忙しさや、溢れる情報、周りの人達に流されて、ずいぶん遠ざかっていたな。。。
    ここからまた、改めて生活を見直そう。

  • 新型コロナの事、ウイルスに関する事は専門的でもあり難しかったが噛み砕いて書かれていたように思う。
    サイトカインストームの仕組みなどが分かった。
    結局、自分の免疫力で戦い重症化させない事が最善という論調。それは納得。
    微生物を排除しすぎる事も免疫力をさげる。
    バランスが大事。自然にあるもので無意味なものはない。共存する。
    著者のように自然に沿った暮らしを徹底するのは難しいが、睡眠、栄養、運動の基本を守っていきたい。
    コロナ前は綺麗にしすぎるのもどうかと思っていたけれど、今は手洗いをこまめにせざるを得ない。
    難しい。

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著者プロフィール

本間 真二郎(ほんま しんじろう)
医師。七合(ななごう)診療所所長。1969年、北海道札幌市に生まれる。札幌医科大学医学部を卒業後、札幌医科大学附属病院、道立小児センター、旭川赤十字病院などに勤務。2001年より3年間、アメリカのNIH(アメリカ国立衛生研究所)にてウイルス学、ワクチン学の研究に携わる。帰国後、札幌医科大学新生児集中治療室(NICU)室長に就任。2009年、栃木県那須烏山市に移住し、現在は同市にある「七合診療所」の所長として地域医療に従事しながら、自然に沿った暮らしを実践している。家族は妻と一男一女。近著に『感染を恐れない暮らし方 新型コロナからあなたと家族を守る医食住50の工夫』(講談社ビーシー/講談社)、『病気にならない食と暮らし』(講談社ビーシー)などがある。


「2021年 『新型コロナ ワクチンよりも大切なこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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