怪盗クイーン モナコの決戦 アナミナティの祝祭・後編 (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065168653

作品紹介・あらすじ

大人気シリーズ「怪盗クイーン」、2か月連続刊行!
地中海のリゾート地ニース&モナコを舞台に、史上最大の戦いがはじまる。

「クイーン逮捕」をかけた、探偵卿ネアとの三番勝負。初戦のカジノ対決に敗れてあとがなくなったクイーンは、モナコGPコースのレース対決で巻き返しをはかる。が、レース中のクイーンを狙うあらたな敵が出現。それは、この世ならざる〈人外〉だった!? 史上最強の敵を相手に、クイーンがかつてない死闘をくり広げる!

<小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー・書評

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  • クイーン大好き…はやみねさんもそろそろ風呂敷をたたみつつあると言っていた。クイーンの出生の秘密、チェックメイトに隠された過去、などなど、、かなり気になるヒントがまた散りばめられていた

  • 個人的にT-25君の登場は最高に熱かった!
    悪役側につくわけではなく、彼は彼の正義のために生きている。それがとても嬉しかったし、ジョーカーの友達であるT-25君らしいなぁ、と思った。
    このピアスコンビは今後も絡みがあると嬉しいな〜

    なんか、クイーンの過去も少しずつ明かされてる……?
    クイーンにどんな過去があってもあの人は最高の怪盗であることは間違いないので今後が楽しみだーー!

  • スポーツカーのシーンが超人離れしてて楽しかった。
    モナコお金持ちそうで行ってみたくなった。

  • 前編に引き続き、クイーンとネアの対決が行われます。
    ネアも好きな探偵卿ですが、どうしてもクイーンを応援してしまいます。捕まるクイーンは、想像できません。

    今回は、ジョーカーの過去について、それから、クイーンの過去のヒントとなるような単語が出てきます。
    また、“アナミナティ”(人間が手を出してはいけないもの)という単語が出てきます。例としては、ピラミッドキャップ、半月石(ハーフムーン)、パンドラの匣(ケース)、蓬莱、ホープ・エッグーー全てクイーンが獲物としたものでした。

    今までの物語が繋がるようですが、まだわからない部分もあって、これから怪盗クイーンの物語がどうなっていくのか、もっと楽しみになりました。

  • ルイーゼの正義とシドの正義が好き。曲げるところは曲げつつも、1つの目的だけは死守している感じが。シリーズが終盤に近づいてきた感じがする。

  • 一日で読了。
    子供の頃から読んでいるが、クイーンはかっこいい!
    これからも読み続けます。

  • 「クイーン逮捕」をかけた、探偵卿ネアとの三本勝負。初戦のカジノ対決に続く第二戦は、モナコGPコースでのレース対決!セブン160に乗りこみ颯爽とスタートしたクイーンだが、あらたな敵まであらわれてーー史上最強の敵を相手に、クイーンがかつてない死闘をくり広げる!

    サブタイトルに入っている、アナミナティをクイーンが狙う理由。ルイーゼが初めて切り込みましたが、今回チラッとクイーンの記憶が描写されて、何やら不穏な過去がありそうです。クイーンが怪盗になった理由とも関係あるのかな?お師匠さまなら知っていそうだけど。また新キャラも何人か出てきて賑やかになりましたが、オグロとブーコのシーンは本筋じゃないのにとても印象的でした。またどこかで登場してくれたらいいのにな。

  • クイーンとネアの対決、レースとおにごっこ。

    前にクイーンが封印したというラルウァの話がもっとメインで出てくるのかと思ったら、そのあたりはわりとあっさり終わってしまった。
    オグロの力を借りた、人間以外の力を持った探偵卿もいることが分かったり。

    陽炎村…動く霧…。
    虹北恭助フランス編あたりにもちらっと出て来た。
    動く霧があったかは覚えてないけど。
    過去の陽炎村、気になる…。

    今回の新たな情報「両親の墓参り」
    クイーンも人の子だったという…。
    ゐつの子孫だし、当然だけど…かぐや姫と渡り合えるんし、人外の可能性もあった。

    トムソでも出てきた「醒めない夢」というキーワードも登場。
    こっちでもか。
    トムソのはなんとなく分かるけど、クイーンとの関連はよく分からない。

    はやみね作品が交錯してて、どことどこが繋がっているのか…。
    把握しきれないので、世界観全体に通じる解説本がほしい。

  • 「クイーン逮捕」を賭けた探偵卿ネアとの3本勝負第1戦、ルーレット対決に負けたクイーンは[=ここまで前編「ニースの休日」]、第2戦のカーレースに真っ赤なセブン160で挑む

    モナコ市街地を走り抜ける2台のクルマをトンネルで待ち受ける新たな敵

    人類誕生前に地上を支配していたといわれるオグロとラルウァの謎

    熱海で開催されている温泉卓球世界大会のゆくえも気になって……

    2002年のシリーズ開始からかぞえて第12作「アナミナティの祝祭」
    本書は2か月連続で刊行された前後編の後編

    『都会のトム&ソーヤ』実写映画化も決定し、はやみねワールド沸騰中

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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