- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065166888
作品紹介・あらすじ
デビュー30周年記念出版。不動の最強コンビ、ここに始まる――。
「火村シリーズ」の記念すべき第一作となる『46番目の密室』が、永久保存の限定愛蔵版になって登場。
ここでしか読めない豪華執筆陣<戸川安宣氏、綾辻行人氏、北村薫氏>によるエッセイと、『46番目の密室』の原形となった掌篇――著者が大学時代に執筆した「暖炉のある密室」を収録したスペシャルな別冊付き。
感想・レビュー・書評
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著者の作家デビュー30周年記念の限定愛蔵版。綾辻さんも以前出されていましたね。著者のデビュー作では無く、火村シリーズ初長編である本作を愛蔵版として選んだのはセンスが良いと思う。
本編をかなり久しぶりに再読したが、密室トリックと犯人当てを主軸にした丁寧な本格ミステリだった事に驚いた。昔読んだ時は江神シリーズより論理の遊戯性という点でかなり劣っていると思っていたんだよね。読み込み不足だったな(+o+)。
この愛蔵版は著者のあとがきエッセイや本作の原点になった掌編などが載った小冊子付き。そちらも面白かった。 -
火村とアリスのやりとりが軽く読みやすかった。
続きもちょっとずつ制覇していきたい。 -
『46番目の殺人』
2022年8月12日読了
雪の降るクリスマスの日、小説家・真壁聖一の別荘に集められた小説家と編集者たち。静まりかえった深夜、ふと目覚めた有栖は不可解なものを目撃してしまう…。
プロローグに巧妙に隠された伏線と、いくつもに絡み合う人間関係など、読者を欺くトリックが入れ込まれている。
その一方で、他の有栖川有栖作品と同様に、トリックや犯人探しの手がかりは、確実に読者に提示されている。そのため、火村から事の真相を聞かされると納得せざるをえないのだ。
今回も見事に翻弄され、騙され、全く犯人が分からなかった。
しかしながら、文体のテンポのよさ故、また有栖と火村というキャラクター故か、最後まで飽きるということはなかった。
長編ではあるが、作者のデビュー30周年記念の愛蔵版ということもあり、ぜひとも読んでほしい一冊だ。
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有栖川有栖 デビュー30周年記念の限定愛蔵版!
装丁が素敵です! -
サイン会に参加できることになったので記念に購入。
ちょうど誕生日だったのでHappyBirthdayの文字も入れていただきました。
話自体ははるか昔に読んだあと読み返してないけど犯人と動機は覚えてる。