ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

  • 講談社
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065144367

作品紹介・あらすじ

ウニヒピリ(内なる子ども)との対話で、幸せになる方法。

世界的小説家の吉本ばななさんと、ハワイに伝わる問題解決法ホ・オポノポノを通して自分らしさを模索する平良アイリーンさん(SITHホ・オポノポノ・アジア事務局代表)が、ウニヒピリとの対話で自分らしい豊かな人生を手に入れる秘訣を語り合いました。

ウニヒピリとの対話でなぜ生きやすくなるのか?
ウニヒピリとの対話の先にどんないいことが起こるのか?
ウニヒピリの声を聞くタイミングとは?
ウニヒピリをケアする方法とは?
など、仕事・人間関係・子育て・家族・生き方ほか、人生に効くヒント満載です。

吉本ばななさんの短編小説「ウニヒピリ 自分の中の小さな子ども」も再録!(「Grazia」2010年8月号掲載)

●「心の中でウニヒピリとのやりとりがうまくいっている人は、ある程度ハッピーに暮らしていると思うんです」(吉本ばなな 本書35ページより抜粋)
●「ウニヒピリの声を受け入れることを、一日のどこかでするのとしないのとでは、だいぶ生活の流れが変わるなと、実感するようになりました」(平良アイリーン 本書37ページより抜粋)
●「自分が平和で、自分が『小さいけれど楽しいこと』を毎瞬選んでいれば、必ずものごとが収まるべきところに収まり、いなくなるものはいなくなる」(吉本ばなな 本書92ページより抜粋)
●「ホ・オポノポノでは、何か問題が起きたとき、最初にウニヒピリに問いかける言葉は、『問題はどこにある?』ということです。問題のほんとうの原因はどこにあるのか。外で起きていることでさえも、自分の潜在意識が溜め込んできた記憶であると、何度も繰り返しながらクリーニングしていきます。苦しい作業である場合もあるけれど、世界はいっきに開いていく印象があります」(平良アイリーン 本書132ページより抜粋)
● 「自分と向き合いつつ繰り返していくうちにノイズが減っていく。そして減らしていくのが、人生の目的の一つだと思います」(吉本ばなな 本書155ページより抜粋)

もくじ
吉本ばなな 短編小説 ウニヒピリのおしゃべり 自分の中の小さな子ども
第一章 生きやすさのヒント
第二章 自分らしい仕事・生き方
第三章 生きづらさの理由
第四章 矛盾のない生き方
第五章 ほんとうの自分を生きるために

感想・レビュー・書評

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  • 言っていることを分かりたい。と思いながら、どうしても特殊な感じ(スピリチュアルとか宗教的なとか)を感じてしまって、「フラットにいよう」と言っているけどそれに必死に固執している感が拭えなくて、息苦しくてなかなか入り込めませんでした。。
    ウニヒピリと話したい!自分ときちんと対話しながら生きたい!と思うけど、それが出来ないと「悲しい人」とカテゴライズされるんだろうなぁと思うと、吉本ばななさんや平良アイリーンさんとは会えないよなぁ…と、何だか興ざめしている私がいました。
    色んな人がいて、不器用で自分を見つめられなくても、別にいいんじゃないかなぁ。
    まぁ、「こんな事を実践すると人生楽しくなるし心穏やかに暮らせるよ」ということなんだろうけど。
    吉本ばななさん、すごくすごく好きなんだけどなぁ。。

  • 不思議なお話。一度読んだだけでは中々ふに落ちない。でも考えるきっかけにはなったので。

  • どなたかのエッセイに載っていて読んでみた本。
    これは「ホ・オポノポノ」について知ってから読む本かもしれない。この本を読むだけでは理解しきれないところがあった。
    「ウニヒピリ」とはハワイ語で自分の中にいる小さい子供のこと、らしい。

    「自分を嫌ったってしょうがない、逃げられないんだからと思いますし、自分で自分を極めていくよりほか、自分の人生はできることがないように作られている。それが宇宙の法則なんだな」

  • 読んでいてとても心が落ち着いた。自分の心、ウニヒピリの存在を思い出させてくれた本。

    印象に残った言葉。
     まずは自分の望みを実現させた方がいい。つまり、日々大切に生きていて、いつの間にかたどり着いたところが自分の行くところであって、いつの間にかいるところ以外のところは、ほんとうに自分の行くところじゃないのかなと思うんです。
     自分を周りと比べてしまったり、憧れたり、こうある形が自分にとって最高の幸せなんだと強く思ってしまう、それは一つは洗脳されているということ、もう一つは自分の置かれた場所がどうも気に入らず、受け入れられないけど、自分で変えていく気もないということ。

  • 2021.11.14

    この本をきっかけにホ・オポノポノをについて改めて興味を示した。必ず一冊はホ・オポノポノの本を借りるようにした。
    ・ハワイの秘宝、ホ・オポノポノ
    ・4つの言葉を呟くだけで記憶がクリーニングされる
    ・何も考えずただ唱えるだけでいい
    ・心の中には埃がたまる、それを掃除するのがホ・オポノポノ
    ・ホ・オポノポノを唱えて定期的にクリーニングしよう

    ※この本じゃなくてもいいのでホ・オポノポノに関する本は定期的に読んでみよう、というわけで★4にした(˙꒳​˙ )

  • なんとなく自分が今の場所にそぐわないな?とか、求められてないのかも?なんて、漠然と不安になる。クリーニングがどういう手段であるとか明確ではないけど、その時々で、自分の心と深く対話して、自分が温かくいられるように自然に振る舞えたらと思う。

  • すごくこれからの人生を歩んでいく上で、重要な道しるべをもらった気分。
    スピリチュアルな雰囲気を醸し出しているけど、ここで言われているのは、自己を見つめて、自己肯定感を高めることや瞑想、メディテーションで行っていることを、ホ・オポノポノやウニヒピリ、クリーニングなどの定義された言葉で表現することで分かりやすくしていると私は感じた。

    ただ、この本ではホ・オポノポノを進めていく過程について主に書かれているので、クリーニングのやり方とかウニヒピリとの対話の仕方とか、具体的なやり方は丁寧に書いてはいないので、その辺はネットとかで調べながらの方がいいかも。

    読みながらクリーニングしてみると、私は学生時代が特に、自分を見失ったこと(高校生はこれをしなきゃ、とか大学生ならこうしなきゃ、とか…)しかしていなくて、本当にもったいない時間を過ごしたなと感じた。

    自分のお金を自分の好きなように使えるようになってから、だいぶ自己と向き合えるようになってきたけど、長い間自分を蔑ろにしてきたせいで、クリーニングしなきゃいけないことは山積みだし、まずは自信を持つためのマインドを育てなきゃと感じた。
    そのうえで、「合わせる必要はない」「あなたはこう思うんですね。私はこうなんです。」という考え方は非常に勇気づけられる教えだった。
    日本人って特に子供の頃から「みんな一緒」であることを求められてきたから、ここを突破するのが一番大変かも。

    これからは「ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています」の4フレーズを唱えて、しっかりウニヒピリのケアをやっていきたい。

  • 最初は図書館で借りたけど線を引くところが多いので電子書籍を購入。
    自分の中の小さな女の子を意識して、時々会話したり、怒り、悲しみ、興奮などの時にホオポノポノを口にして、ニュートラルな状態に戻るようにしてます。
    何回も読み直したい本です。

  • ウニヒピリ・・・聞きなれない言葉でしたが石田ゆり子さんが紹介していたので読んでみた。ほんとうの自分を知るというホ・オポノポノについてもっと知りたくなった。

  • 冒頭のばななさんの小説が素晴らしい!なるほどなあと、何度もうなづいて、いろんな人に読んでほしいと思いました。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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