探偵チームKZ事件ノート 消えた黒猫は知っている (講談社青い鳥文庫)

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本棚登録 : 318
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065140789

作品紹介・あらすじ

千葉の美術館で開かれる「華麗なる姫君展」。そこに七鬼家所有の絵を貸し出すことになり、KZメンバーは一緒に房総へ。城跡に造られた美術館には、黒猫にまつわる伝説が伝わっていた。突然、姿を消した黒猫は、一体どこに行ったのか!? また翼が絵から嗅ぎ取った怪しい臭いの正体とは!? KZは調査を始めるも、まったく手がかりを掴めない。この先どうなる!?



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感想・レビュー・書評

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  • 翼とアーヤが喧嘩したショック回。読むのが辛かった。でも読んじゃうし買っちゃう。

  • 今回は千葉県での事件で、新鮮さがあった。また歴史や絵画についての知識が多かった。

    新しく知った知識としては
    ①岩絵具は天然石を砕いてつくられたものであり、天然素材から作られるため量産も難しく、高価である。それに対して新岩絵具は着色ガラスを砕いてつくられたものであり、色数も多く安価である。
    ②格安クルーズとは、クルーズ参加者に免税店で異常に高い買い物をさせ、キックバックとして、その店から3-4割の謝礼金を貰っているため、儲けが出ている。
    ③死体は砂漠みたいに水の少ないところでは乾燥が進むからミイラ化する。対して泥炭地のような空気が不足しているところでは、微生物の分解作用が妨げられるため、数百年たってもそのままの形で残る。
    ④猫はコリネバクテリウム・ウルセランスという細菌を持っていて、人間に感染すると呼吸困難を引き起こす。
    ⑤半導体を英語にすると、semiconductor(セミコンダクター)。

  • 「KZ大憲章」制定のため千葉県の佐倉市に集まったKZのメンバー7人

    戦国時代のお姫様をめぐる伝説が思わぬ方向に展開し、メンバーそれぞれの得意分野を生かして調査に乗り出す

    贋作、隠蔽、埋蔵金……おとな顔負けのミステリ仕立てに恋と友情がからみあった青い鳥文庫の超人気シリーズ28作目

  • 上杉君がカッコいい!優しすぎる!

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著者プロフィール

千葉県生まれ。大学では心理学を専攻。ゲームとまんがを愛する東京都在住の小説家。性格はポジティブで楽天的。趣味は、日本中の神社や寺の「御朱印集め」。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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