宵物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 721
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065119921

作品紹介・あらすじ

阿良々木暦の大学生編!(モンスターシーズン)
怪異×ミステリー!

"まだ探偵ごっこを続ける気かい?"

直江津高校の後輩の日傘星雨がもたらした、小学生女児誘拐事件の『噂』。
大学一年生になった阿良々木暦は、
八九寺真宵、忍野忍、斧乃木余接とともに調査をはじめるが……!

これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!

『宵』闇に、光射すのが青春だ。


【収録作】
まよいスネイク
まよいスネイル

感想・レビュー・書評

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  • ドキドキしながら読んだけど、まさかそういう怪異だとは。今どきの家庭ではありえそうでちょっと怖くなった。

  • 大学生阿良々木くんが奮闘!日傘ちゃんにしてやられる阿良々木くんが可愛い。日傘ちゃん、貴方も立派なあららぎハーレムの一員です。
    西尾維新作品にしては珍しく先が読めてしまった!伏線が繋がって答えが見えてたという感じ。高校生だった頃とはもう違うということを身をもって証明しようとしている阿良々木くんが、なんだか、そんなだからまだまだこれからなんだろうな、と思いました。
    撫子と斧乃木ちゃん、そして真宵ちゃんとの邂逅は面白かったし、あの人たちの呪いの話が少しだけ見えてドキッとしました。

  • 宵物語/西尾維新 #読了 11/5
    阿良々木暦は大学一年生。とある少女が誘拐させる事件があった。軌跡を辿ると大量の乳歯、引き裂かれた服、投げ出されたようなランドセルが転がっていた。少女の身に起こった事とは?助けを求めたのは?
    八九寺真宵、神様として初の大仕事!

  • 大学生の阿良々木暦が立ち向かうのは、行方不明女児の捜索。誘拐か家出かを行き来する推理と、迷言だらけの西尾節で読者をいつものように振り回してくれる。何でも背負い込んでしまう自分を律して、成長しようとする阿良々木君は、ここまでのストーリーを読んでいると感慨深い。

  • 女バスのお友達の妹?が誘拐されたと思いきや怪異のせいでめっちゃ成長しちゃった話。あんま八九寺要素なかったかな?て感じでした。

  • 【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000951744

  • 『娯楽』★★★☆☆ 6
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★★★ 10
    「人物」★★★★★ 5
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★★★ 5
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★★★ 10
    『印象』★★★★☆ 8

    《総合》81 A-

  • モンスターシーズンに入ってから、とみに面白くなくなってきた。雑談8割、メインストーリー2割と称される物語シリーズであるが、その雑談が面白くないのは致命的。阿良々木くん、大学生になってからつまらない男になってしまったな!

  • 物語シリーズ24巻目(モンスターシーズン2巻目)。

    第二話 まよいスネイル
    第三話 まよいスネイク
    の2話収録。
    八九寺ちゃんメインの回は泣けますね。
    第二話はメインゲストの紅孔雀ちゃんが悲惨すぎるけど、ミステリー主調の怪異譚で、ラストの八九寺ちゃんにすべて持っていかれた感じです。
    第三話は短編ですが、今後の撫子ちゃんのお仕事のプロローグになっているようです。
    救われないロリオの中でも一番感情移入しちゃう八九寺ちゃんファンの自分としては、噛まない、メインでないにもかかわらずうれしい巻でした。
    ロリオ以外で救われない撫子ちゃんが今後の怪異譚のメインになっていきそうで期待したいと思います。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    『忍物語』から続いて大学生編となる。
    一番驚いたのは日傘星雨が出演していることだな。このまま準レギュラーになるのだろうか。そして神原駿河の友人というだけあり、ぶっとんだキャラクターだった。
    女子バスの黄金世代は全員がこんな感じなのだろうか。
    それにしても今回はミステリーみたいな感じな内容だった。相変わらず阿良々木暦は後手後手に周ってる印象だね。
    後は神様譲位の儀式があったことだね。この出来事で千石撫子から八九寺真宵に神様が譲位されたわけだが、それにより専門家としての仕事が早まったの良いことなのか、悪いことなのか気になるところだ。
    また、斧乃木余接の製作に関係した人物は全員が呪いを受けていることが判明したわけだけど、それぞれどんな呪いなのだろうか。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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