- Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063695724
作品紹介・あらすじ
ルームメイトはサウジアラビアの女の子!?初めてのアメリカ、イスラム文化、ひとつ屋根の下で繰り広げられる魅惑の異文化交流ライフ
感想・レビュー・書評
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異文化について簡単で分かりやすく触れられた。
なんだかんだ言って、どこの国の女の子はみんな一緒。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サウジアラビアのナダと日本のサトコ。
大学生活でシェアハウスにて、共同生活をすることになったふたり。
様々な異文化に戸惑うことも多々ありますが、そこは若い女の子同士。いろいろ驚きつつも、仲良く暮らして行けそうですね。
四コマなので、読みやすく、絵のタッチも好きです。 -
日本人のサトコとサウジアラビア出身のナダ。私にとって中東とは、テロ、戦争のイメージしかなかったので、ムスリムのナダがとっても優しい素敵な女の子でビックリした。確かにイスラム教は戒律が多くて理解するのは難しいけれど同じ人間としてつきあえばわかり合えないことはないと思った。世界中の人々がサトコやナダのようにお互いを思いやれば平和になれるのになあ。。。甘い考えだとわかってるけど。
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「一歩外に出てみれば、自分は日本人だとイヤというほど気づかされたはず。いい意味でも悪い意味でもね」だから外に出るのはいいことなの。っていうナダの台詞が好き。海外で生活して、自分が何者か知っていくっていうこと。サトコとナダの何気ない優しい日常と、お互いの文化に触れてお互いを知っていく描写がとてもいい。女子会のところはとても気に入ってて何度も見ちゃう!かぶりものを脱いだナダたちのお洒落ぶりが披露されるのが魔法少女みたい。パキザさんが作ってきたマントウが美味しそう!
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日本人女の子とムスリムの女の子がルームシェアして送る日常のお話。
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ところ変われば人変わる。
この本読むとまさしくそうなんだなって思う。
育った場所や環境が違うと見方も考え方も変わるんやなぁ。
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なんとなくムスリムの女のひとって厳格なイメージがあって
確かにそういう部分もあるみたいだけど
なんて言うか…ON/OFFがはっきりしている感じ。
あのダースベイダーみたいな民族衣装の下には
フツーにはっちゃける若い女の子が潜んでいたりする。
もったいないな、そのことを私は知らなかった。
私だけじゃなく、きっとイスラム圏ではないとこの多くのひとが知らないと思う。
巻末の馴初め漫画はそういうことなんだな、きっと。
もしかナダがサトコを大事にしてくれんのも
そこに一因があんのかな。
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異文化交流の部分を差し引いても、
女の子の割にはあんまりべったりもしていないのにお互いを大切に思っているのが伝わってくる、とても素敵な本。
マッシャーアッラー! -
アメリカでのルームシェア。ルームメイトはムスリムの服を来たサウジアラビアの女の子だった。
Web漫画の単行本化を初めて見た。四コママンガではあるのだけど、一コマが横長なのである。なるほど、スマホで見るからね。マンガで見せる異文化交流マンガエッセイ。
この前東京に旅した時に驚いたのは、当たり前のようにニカブやチャドルを来たムスリム女性が街を歩いていたこと。ナダは、ヒジャブで髪を隠しているけど「綺麗だから隠すのよ。隠れているから手入れは念入り」という意識である。また、見合い結婚を少しも疑問を持っていない。1日5回のお祈り、年30日の断食月も当然だと思っている。そういう文化的ギャップがあるけど、若い女の子の感性は、あまり変わっていない処が面白い。甘いものに目がなくて、おしゃれに余念が無い。アメリカでは、日本のような多神教は、却って少数派だということも新鮮である(Facebookには宗教を聞く項目がある)。
マンガは、森羅万象を見せるツールである。こういうマンガも面白い。「このマンガがすごい2018」オンナ編第3位。 -
ムスリムの女性と日本人の女性がアメリカでルームシェアをする話。顔に枕の跡がついちゃった、やだー!と言いながらヒジャブ(顔出る)からニカブ(目しか出ない)に変えて出かけていったり、そういう普通の生活を描くことでイスラム教の女性に対するイメージを柔らかく変えてくれます。異文化交流の楽しさを感じられる良き一冊!
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面白いのに読後ほんわりとあったかい気持ちになる話が多くとても好き。ウェブ漫画は単行本売り上げに繋げるのが大変そうだけど上手く売り方考えてきちんと作者に相応の対価がいくようにしてあげて欲しい。
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ネットで読んでたけど好きすぎて紙媒体早速購入。アメリカの大学に通う、日本人のサトコとサウジアラビア人のナダはルームメイト。
読みながら、サトコと一緒にイスラム圏の生活習慣にカルチャーショックを受けたりしつつ、親しみがわいてくる。
あと、女子だけのきゃっきゃっうふふな感じがかわいくて、もうこの漫画大好き。 -
借りたもの。
アメリカに留学したサトコは、サウジアラビアから来たイスラームの女性とルームシェア!
日本人にとって馴染みが少ないイスラームの女性の価値観を垣間見る。
サウジアラビアの女性たちは様々な制限(今では制限が解除されているものもあるけれど)ゆえ、虐げられていると思いがちだが、決してそうではない。
ニカブやチャドルの下で、女性たちは見えなくてもおしゃれを楽しんでいる、とか。
普段見えないからこそ手入れをしている、という価値観。
性別で差をつけている理由を聞いて「男って信用されてないんだな…」という台詞に頷いてしまう。
二人にとって異国でもあるアメリカで、多様性について考える。