- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062932738
作品紹介・あらすじ
NYの書店員ジョーは、店頭で見初めた女子学生・ベックのクレジットカードから、フルネームを知る。ツイッターやブログを閲覧して、出自や関心事を掴む。自宅を割り出し、尾行も始める。ついには外出先で危機に瀕した彼女を、寸前で助け出した。何も知らないベックはジョーに運命的な出会いを感じ始めるのだった。
感想・レビュー・書評
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2016 3.9
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感想は下巻に。
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ストーカー・ジョーの視点から語られる物語。一人称だけあって、ジョーの頭のなかが丸わかり。そしてそれが、なかなか興味深い。ベックに関することだけが重要なのだから、他のことは一切切り捨てられている。本来の仕事や彼自身の生活もあるだろうに、ベックに関係なければ一切書かれていないところが、ストーカーさを際立たさせている。そう考えるとちょっとぞくっとくる。やってることは犯罪なのに、変なところは常識にそってるところ、このバランスがいい。
でもなかなか彼の努力?は実らないね。ピーチの方がやばいと思う。
そして自由奔放で解放的なベックには、ジョーが探りつくせなかった秘密があるのかぁー!?ジョーピンチー!と思わせて上巻終了。早く下巻を読まねば!! ふと思ったが、ベックって作家志望なんだよな。創作得意だよね。もしかして彼女の言動自体が、嘘で塗り固めてたりするのかな。 -
NYの書店員ジョーは、店頭で見初めた女子学生・ベックのクレジットカードから、フルネームを知る。ツイッターやブログを閲覧して、出自や関心事を掴む。自宅を割り出し、尾行も始める。ついには外出先で危機に瀕した彼女を、寸前で助け出した。何も知らないベックは、ジョーに運命的な出会いを感じ始めるのだった。