三匹のおっさん ふたたび (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 466
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062932042

作品紹介・あらすじ

ふたたび「三匹」が帰ってきた! 剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派のノリ。還暦をむかえたかつての悪ガキ三人組で結成した、町内の私設自警団。「地域限定の正義の味方」は今宵も大活躍。
「うちのジーサンはタダモンじゃない」
 キヨの嫁が巻き込まれた金銭トラブル、地元の本屋を狙う集団万引、生ゴミまき散らし犯は何と!……さらにはノリには見合い話が舞い込み、「偽三匹」まで現れた! 大学受験を目前にしたキヨの孫・祐希とノリの愛娘・早苗の恋の行方も気にかかる。「三匹のおっさん」ファミリーがさらに大活躍! 
 ドラマ化、映画化、舞台化でも話題の大人気シリーズ、第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 前作に引き続き相変わらず痛快な三匹とその周りの話だった。ちょっと好きになれなかった貴子さんが少し好きになった。

  • ふたたび三匹が楽しませてくれました。
    一番の驚きは有川浩さんが女性であることを巻末の北大路欣也さんの解説で知ったこと。
    本作含め魅力的な男性(本作ではおっちゃんが多いが…)を描くのでてっきり男性と思い込んでいました。本作も毎話毎話おっちゃん達にキュンとさせてくれる楽しい一冊でした。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/724517

  • 老人3人組の町内会悪者清掃。電気ショックは過剰防衛ではないか(( ´艸`))TVドラマのほうが印象深い。孫たちの恋の成り行き。

  • 2016.8.3
    読み終わりました。
    短編集なのでさくさく読めます。

    三匹のおっさんたちが陰のヒーローとなって、街のちょっとした困りごとを解決していく。
    ライバルが登場したり、お祭りを企画してみたり。

    読みやすいので移動中にもおすすめです。

  • 社会問題についてわりと掘り下げられてて面白かった

  • 「1冊目を読んでから読む方が物語を楽しめる」印象。おっさん3人組のキャラ付け、その周りの人物の関係を知ったうえで話が作られているのでそれを知っていた方が楽しめる。印象に残ったのは第2話の書店の万引き騒動の話。昔本屋ではないが、書籍を仕事で扱った身としては商品の万引きは本当にお店の死活問題。被害額を取り戻すには本当にどのぐらい商品を売らなければいけないか。「お金」というのは労働などの手間をかけて得るものだということを(安直な方法で得るものではない)その苦労は誰もが皆理解してほしいと思う。

  • 有川作品は、ハードカバーを買って、文庫本が出たら本棚を入れ替えるんだけど、これは文庫本発売をどこで見落としていたか・・・こちらの「続編」もドラマ化されていたんだからとっくに文庫本化されているはずだったのにね。ということで、作品としては再読。ドラマの印象がけっこうあるので、頭の中で役者さんに当てはめて読んでました。それぞれのエピソードもちゃんとドラマになっていたから、最初に読んだときとは印象違ってますますリアルに!

  • 「三匹」が帰ってきた! 還暦をむかえたかつての悪ガキ三人組で結成した、「地域限定・正義の味方」は今宵も大活躍。「うちのジーサンはタダモンじゃない」――嫁が巻き込まれた金銭トラブル、地元の本屋を狙う集団万引、ノリには見合い話が舞い込み、「偽三匹」まで現れた! 映像化も話題の人気シリーズ、第二弾!

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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