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- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062923309
作品紹介・あらすじ
勝海舟の父、勝小吉の自伝。江戸有数の剣客にして、放蕩の不良旗本。浅草・吉原の顔役、刀剣ブローカーでもあった。身持ちの悪さに父親により三年余り座敷牢に入れられ、その間に生まれたのが麟太郎(海舟)。四二歳、天保の改革のときに不行跡から隠居謹慎となり、夢酔と称し、自己の来し方を子孫への戒めとして著したのが本書。幕末頽唐期の江戸裏社会を知る夢酔老の面目躍如たる、率直端的な独特の文体が、妖気を放ち心に迫る
感想・レビュー・書評
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勝海舟の父親が書いたエッセイと言ったところかな。
勝海舟は懐が広くて頼もしくて世間に囚われない変人という印象があるが、その父親はもうめちゃくちゃ!
破天荒というか傍若無人というか。腕っ節は強くて世話好き、上にも下にも媚びないと書くと頼もしいが、短気で脅迫、暴力、借金…とよくまぁ、こんな親から日本の偉人が生まれたもんだとビックリ。
散々悪事を重ねておきながら、俺のようになるなるよ、と締めるので呆気に取られる。
もしかして話盛ってる??と思う箇所もあるけど、面白い。
今も昔もヤンチャ話が好きなオジさんはいるのね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年4月ドラマ化
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99816227 -
感想未記入。
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