ブライト・プリズン 学園に忍び寄る影 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 120
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062869416

作品紹介・あらすじ

華やかな文化祭が催された王鱗学園では、薔を含めた贔屓生一組に恐ろしい災厄が降りかかろうとしていた。陰神子の存在を疑う教祖が、立会人の前での公開凌辱により龍神を降ろす「肉体審問」の儀式を、贔屓生一組の三人に対して行うと宣言したのだ。常盤に対し敵愾心を燃やしている教祖候補ナンバー2の葵の策略によって、常盤が打つ手は次々に潰される。苦難が続く中で、ますます離れがたい想いを深めてゆく常盤と薔は……。

感想・レビュー・書評

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  • あっという間にシリーズ6作目!
    序盤と終盤の落差がすごくて、
    序盤の微笑ましい話が全部吹っ飛びました!!

    時計塔で常盤が剣蘭に言い切ったこととか、そこからのはじめてのゴムとか、文化祭の和気藹々とか、一緒にお布団からの常盤の得意料理とか、そんな幸せなモロモロが、後半のビリビリの緊迫感で遠い昔の出来事みたいになりました…あまりに濃密過ぎて、同じ1冊なのが嘘みたい(^_^;)

    いつも堂々として飄々としてる剣蘭の、
    実は内に抱えていた脆さが見えて切なかった。

    常盤と薔は本当に闇に飲まれてしまうのか…?
    これまた続きが気になります!

    なお本作には電子限定SSが2本収録されており、贔屓生カフェでの常盤と薔のそれぞれの思惑が書かれています。
    常盤のめくるめく妄想に笑いました(≧∀≦)

  • 紫苑が幸せになれそうなのは嬉しいが、肝腎の二人は一難去ってまた一難。ぐるぐるした印象。

  • ピーンチ!!このまま事態が進んだら薔が神子というのがバレるのは必至。榊さんと椿さんの申し出に乗るのが絶対の得策でしょーが!常盤、最悪の一手を選ぶのか?まぁ、きっと多分、未遂というか一歩手前でやめるんでしょうけど。。。あ~あ、また1年以上続き待たされるのかなあ。今回登場しなかった楓雅さんの顔見てホッとしたいよ。

  • ブライトプリズン史上最も「えええ、そこで終わるの!?!?!」というとんでもないピンチで終わったこの巻。あとがきで犬飼のの先生が7巻はスグ出るよって書いてあったけど、そいうじゃないとモヤモヤしすぎるよ。夏くらいには出してくれ、ほんとに。
    椿が久々に再登場して、榊と協力して返送用のラバーマスク?みたいなやつを開発したって言ってたけど、それって007でトム・クルーズが被ってたみたいなやつ??とか思うと、ちょっと面白くなってしまって困る。

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著者プロフィール

『不夜城のシンデレラ』がホワイトハート初作品。
現代ものからファンタジーまで幅広いジャンルを書き分ける。
竹書房、プランタン出版などで活躍。

「2013年 『料理男子の愛情レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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