クレヨン王国黒の銀行(新装版) クレヨン王国ベストコレクション (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062855556

作品紹介・あらすじ

中1の夏。美穂は、銀行員の彰子の車でおじいちゃんの家へ向かった。途中の山道で、助けを求めてきた男女の二人組は、なんとピストルを持った銀行強盗だった!二人組に車を奪われ、しかたなく歩きだした美穂と彰子。休憩した洞窟でひろった黒いカードは、「黒の銀行」で100ブラック分の「黒いもの」を引き出せるカードだった。さあ、反撃開始! 彰子と美穂は、「黒の銀行」で、黒い馬を引き出し、銀行強盗を追跡する! はたして、美穂たちは銀行強盗から、おじいちゃんを守ることができるの?
<小学中級から・総ルビ>

感想・レビュー・書評

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  • 黒の銀行もクレヨン王国シリーズの中では好きな話。
    加筆修正された箇所がどこがどう変わったのかは全く分からないけれど。

    夜にホタルを見に行くのにおじいちゃんに引っ張り出される強盗の描写とかところどころ記憶に残っている部分があった。

    黒いものを引き下ろせる黒の銀行のラッキーカード。
    黒馬、アリ、ホタル、カブトムシ、クマ、雷雲。
    残高がゼロになると解約されてしまう。

    鯉の口に指を吸われる感覚。
    体験したことないけれど、気持ちよさそう。
    1ブラックでも残していれば。
    もったいない。

    おじいちゃんが死んだら村をダムに沈める、時の流れに任せる電力会社。
    約30年前の作品なのに古さを感じさせない。

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著者プロフィール

名古屋市生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業後文筆活動に入る。1956年 オール読み物新人賞受賞。1963年 モービル児童文学賞受賞。1964年 『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年から1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾を開く。
2012年逝去。主な著書に『クレヨン王国』シリーズ47タイトル、『静かに冬の物語』(以上すべて講談社刊)などがある。2012年逝去。

「2016年 『クレヨン王国黒の銀行(新装版) クレヨン王国ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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