ふしぎなおばあちゃん×12(新装版) (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062855419

作品紹介・あらすじ

●偶然見かけたおばあちゃんの後を追いかけていくと、思いも寄らない光景を目撃してしまう『宵宮の日のゆかた』。年老いた姉妹の秘められた恋物語が明らかになる『寒修行のころ』……。おばあちゃんを案内人に、日常からふしぎな世界を垣間見る計12編の傑作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公を引き留める駄菓子屋さんがくれた、袋いっぱいの薄荷飴と、壁に映る着物の子供達の影。お仕置き倉。三年小路。昔読んだ朧気な記憶を頼りながら読み返すとどれもこれも素敵な短編ばかり。女学校通りでやり直したおばあさんの一生に思いを馳せたり、小学生だったあの頃とはまた違う味わい方をできるようになっていました。
    こんなタイトルだっけか?と思ってたけど奥付で納得。私が昔読んだのは講談社文庫の『エバリーン夫人のふしぎな肖像』だったよ。

  • 座敷童子とあそぶおばあちゃん、袋小路に消えるおばあちゃんなど
    ふしぎなおばあちゃんが12人登場する短編集

    初出は1986年
    講談社文庫版、青い鳥文庫版と読みつがれ、これは青い鳥文庫の新装版

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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