名探偵夢水清志郎の事件簿3 名探偵と封じられた秘宝 (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2014年11月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062854573
作品紹介・あらすじ
虹北商店街の地域復興イベント「赤い夢カーニバル」で大事件が発生!鍵をにぎるのは、絵封師がのこした3枚の絵画。探偵を夢見る伊緒が、謎解きに挑戦!
「名探偵夢水清志郎事件ノート」の3姉妹、亜衣・真衣・美衣や、レーチも登場!
夢水シリーズを、はじめて読む人にもぴったりの短編集。
感想・レビュー・書評
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(収録作品)名探偵と封じられた秘宝/歩く御神木
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子どもが教えてくれて読了。
20周年とは・・・
おめでとうございます。
はやみねさんの今までの登場人物が総出演!
読んでるだけでにやにやしてしまい、あいかわらず一気に読ませてくれる。正直、亜衣たちとレーチたちの方がしっくりきた。というより、文章も雰囲気も登場人物によって変化するのがさすが。(どうも!岩﨑亜衣です。にほっこりした。)
謎解きだけでなく、その先まで考えさせてくれるのも、すてき。いつまでもファンでいられる作品だと思います。 -
名探偵夢水清志郎、もう20周年なんですね。私も初めて読んだときからもう10年余り経っています。
はやみねかおるさんの様々な作品の登場人物が出ていて面白いんですけど、亜衣真衣美衣が高校生になったりしていて、物語の中でも時の流れを感じて寂しくもなりました。でもやっぱり教授は相変わらず教授で、大好きな名探偵でした。
今回も絵封師の謎を見事解いてくれるんですけど、謎を解くだけじゃなくてどうするのが良いのかその後もしっかり考えて意見を持っている教授はかっこいいです。何が正しいのかわからなくても考えることの大切さを教えてくれる気がします。 -
懐かしいあんな人やこんな人まで出てきて同窓会の様相。欲を言えばクイーンにも絡んでほしかったなー。でも収拾つかなくなるか……
というかてっきり夢水は引っ越したもんだと思っていたら、ぜんぜんそんなこと無くて安心しました。 -
子どもの絵本を探しているときに見つけて何年ぶりかに読みました!懐かしさいっぱい、スラスラ読めました。
もういい大人ですが、これからも教授のファンです。 -
久しぶりの夢水。まあまあおもしろかった。
やはり、亜衣真衣美衣、レ―チは最強だな、と思った。 -
夢水清志郎20周年記念作品にして『TRICK 青春版』『虹北恭助の冒険』の実質的な後日談。あの人もこの人もシリーズの垣根を越えて登場し、人物紹介だけでニヤニヤしっ放しです。あの響子ちゃんが恭助のことを嬉しそうに「旦那」呼ばわりとか……! 亜衣たち三姉妹と教授との距離感の変化が淋しくあると同時に、それこそが重ねてきた歳月そのものなのだと、『双子探偵』以来はやみねを追ってきた自分としては少なからず込み上げてくるものがありました。