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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062854467
作品紹介・あらすじ
柏葉幸子の長編感動スペクタクル・ファンタジー!
三人きょうだいのまんなかの紀恵(小5)。誕生日なのに、家族は誰も気づかない。家出して公園のブランコにすわっていたら、黒猫が「家族になってくれる人をさがしている」と話しかけてきて……。紀恵がワープした島には、新しい家族が待っていた。お父さんはピエロ。そしてお母さんは、「魔女」。紀恵は念願の一人っ子になれたが、母モティは不良魔女だった! この珍家族が島の人々のトラブルを解決……できるのか!?
感想・レビュー・書評
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これでいいのか(;・д・)
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誕生日を忘れられお母さんに必要とされていないと思った紀恵ことキーちゃんは何度目かになる家出をする。
そこで、喋る猫と出会い魔女の家族にならないかと誘われる。
万年落第不良魔女のモティと失敗ばかりするピエロのニドジと形だけでも家族になることに。
上手くいっていない家族が何組か登場。
キーちゃんが誕生日を忘れられたくらいで必要とされてないと思うなんてちょっと考えすぎではと思ったが、終わりの方で明かされる家庭環境を知って納得。
海賊のネリとその息子のこともある視点からは寂しい結果で、大団円とは言えない。
本当の家族ではなくても家族になれる。
血のつながりだけが家族じゃない。
ということが伝わってくる。
最後、キーちゃんは納得してお母さんの元に帰る点は丸く収まっている。
軽く読めるけれど、テーマは重い。
楽しい話を期待していたら肩透かしを食う。
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