恐竜がくれた夏休み (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062854375

作品紹介・あらすじ

恐竜ロロが現代にタイムスリップ! 
時空石にのってタイムスリップしてきた恐竜のロロと、個性的な小学生の男の子と女の子のひと夏のファンタジー。
なぜ、恐竜は滅びたのか? なぜ現代に現れたのか……? 

「第26回うつのみやこども賞」受賞!

『バイバイ スクール -学校の七不思議事件-』、『オタカラウォーズ -迷路の町のUFO事件-』に続く、はやみねかおるの「夏休み三部作」完結編です。

感想・レビュー・書評

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  • うーん。読みやすいけど、ちょっとイマイチだった。そもそも私はタイムスリップがあまり受け入れられない。
    縄文時代から生きている人や時空石の存在はクトゥルフ神話を思い出した。恐竜の絶滅についてや次元の説明はわかりやすくて良かった。
    でも主人公があまりに魅力がない。衝動的に仁にくってかかったり、不器用だったり、森探検の準備をしなかったり。一番ふつうなんだろうけど、周りがハイスペック過ぎるから悪目立ちする。
    ヒメやヒデヨシは落ち着いていて博識。1人で法被を6人分一週間で作るのも(しかも恐竜模様まである)、御神輿を設計して2人で作るのも、並大抵ではない。仁は斗祈隠の子だから、敷地スペース、物質、おばあちゃんとバックが凄い。おまけにお祭りで何から見る?の質問に沢山の楽しそうなスケジュールを立てられる。
    龍一郎は胡散臭く、かなり変な大人。頼りない。
    どうもファンタジーだから、で目を瞑れないアラが気になったな。

  • 最初はどうなるのかなと思ったけど、恐竜のロロを4人の六年生と大人の男の人が、フィーネの時代に時石でもどしてあげたり、とても面白い物語でした。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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