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- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062853606
作品紹介・あらすじ
昭和初期の神戸。好奇心が人一倍旺盛な「少年H」こと妹尾肇は、毎日遊ぶことに大いそがし。洋服仕立て職人のお父さん、クリスチャンのお母さん、やさしい妹、ゆかいな友だちに囲まれて、幸せな毎日を過ごしていたが--。
ヨーロッパで第二次世界大戦がはじまり、近所の兄ちゃんがスパイ容疑で逮捕されるなど、Hのまわりでも不穏なできごとが起こりはじめる。
軍事統制が厳しくなり、おかしいことを「おかしい」と言えない日々の中、Hは世の中に疑問を抱きながらも現実を見つめ、神戸二中に入学する。
感想・レビュー・書評
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戦時中、まわりでおきたできごと、かんがえたこと。作者の少年時代のあだながH。神戸でキリシタン。
C8293詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Hがどうしても好きになれないんだけど、まあ男の子っていつの時代もああいう感じかな。
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父が外国人と仕事をすることが多く、他の子供と違い軍国少年ではなかったHは様々な人物と接することでさらに戦争に対して疑問を抱く。
そんなHを通して戦争の悲惨さを書いた作品だった。
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