名探偵ホームズ バスカビル家の犬 (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062851893

作品紹介・あらすじ

名探偵 VS 呪いの魔犬!!
身も心も凍りつくおぞましい伝説とは!? 化け物の牙がホームズとワトソンを狙う
ページをめくる手が止まらない! 傑作長編ミステリー!
ホームズ・シリーズはじめての方にもおすすめです

不気味な底なし沼がある荒れ地と岩山が広がるイングランド西部のデボン州ダートムア地方に、ぽつんと建つバスカビル家の館。犬の化け物による呪いがあるというその家で、チャールズ・バスカビル卿が謎の変死を遂げた。相続人ヘンリーには、死を予言する警告文も舞い込んだ。ホームズがワトソンとともに恐るべき事件へと立ち向かう傑作長編小説。

※小学上級から

感想・レビュー・書評

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  • ずっと読みたかった本。あっちこっちの伏線回収に疲れたけど、面白かった。犬なんであんなでかいの???

  • 普通の犬にリンを塗って伝説の犬にしたてるなんて

  • 面白かった!
    非科学的な事件を科学的に解明していくのがシャーロック・ホームズの醍醐味だよね。
    当事者にも知らせない囮捜査はドキドキして手に汗握る展開でした。
    ワトソンがひとりで頑張るのも可愛かったな〜。

    そして日暮訳が本当に名訳で、省略をしない完訳なのにすごく分かりやすくて、本当に好き。ホームズを初めて読む人にはまず青い鳥文庫をおすすめします。

  • (2020-11-19)(2020-12-10)

  • バスカビル家の犬、他の版で何度か途中まで読んだことはあるが、結局一度も読みきれず挫折してしまっていた。
    今回ちゃんと読み切れて、こんな話だったのか〜!と感慨深い思いをした。

    ステープルトン、悪い男で頭がキレる。
    妻を妹だと偽ったけど、やきもち妬きとか…。
    ヘンリー卿を誘惑させる算段しておきながら妬いた上に暴力………クズ。
    魔犬にリンを塗ることで、魔犬っぽさ演出するのはほんと頭いい。
    昆虫学に傾倒してたから、そういう知識は凄くあったんだろうな。怖い。

    それにしても、ホームズやってくれるわ!
    敵を欺くためには先ずは味方から、ね。
    岩の上の男、ホームズじゃなくて真犯人かと思ってたし、小屋に住んでるのはセルデンだとばかり…。
    ワトソンと一緒に思いっきり騙された(笑)
    そりゃ、ワトソン怒るわなと納得もした。
    手紙でこまめに報告して捜査もしてたのに、まさかこんな近くにずっといるとは思わないよな。

    バスカビル家の犬、ちゃんと読み切れて良かった。
    青い鳥文庫版、読みやすくて助かる。

  • 長かった…
    今回は珍しく先が読めました。そして、あまりにも奇妙な描写が多かった。新聞に連載されていたと聞いて納得。

  • 小4息子にはちょっと長いので図書館貸し出し期限内に読めず。

    私は懐かしく読みました。
    シャーロックホームズは20年以上読んでなかったので、こんな話だったのかと感慨深い。

    呪われたバスカヴィル家の犬の伝説。
    莫大な財産を相続するバスカヴィルの領主となるものは犬の呪いにより死んでいくという。

  • ホームズ物でも一番人気、と言うだけあって読みごたえたっぷりでした。
    トリックも単純なんですが、答えが分かるまではとても複雑に見える。
    舞台となるダートムアの雰囲気や、昔から伝わる魔犬の伝説がとてもいいスパイスになってます。

    ホームズは相変わらずカッコいいんですが、今回はワトソン君も大活躍でした。
    この二人の関係、すごく好きです。
    ホームズとワトソンは、言いたいことは何でも言いあえる仲。
    かといって、喧嘩が起こることも特にない。
    性格も全く違う二人ですが、お互いにとても信頼しあっていて、相手をぞんざいに扱ったりはしない。

    そんな心許せる相手がいるのが、すごく良いなぁ、なんて思いました。

  • 呪われたバスカヴィル家の犬の伝説。
    犬の呪いで死んだとされる前領主。新たに領主となったヘンリーのために護衛となりダートムアに向かうワトスン。
    脱獄囚、怪しい昆虫学者兄妹

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著者プロフィール

1859年、イギリスのエジンバラに生まれる。開業医のかたわら小説を書き始め、1887年に最初のホームズもの『緋色の研究』を発表。爆発的な人気を得る。1972年までの40年間に60編ものホームズ作品を書いた他、歴史小説、SF小説も執筆した。1930年死去、71歳。

「2012年 『名探偵ホームズ 最後のあいさつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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