- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062838474
作品紹介・あらすじ
時は世紀末──半信半疑で語られ続けた大予言が大いなる肩透かしとなった時代、異変は人知れず始まっていた。少女たちの肉体を腐敗させ、死へ至らしめる奇妙な〈病〉から生まれた〈美しき異形〉は、数奇な運命に導かれ、悪意と善意の境界線を歩き続ける。甘美なる〈死〉を漂わせながら……。
感想・レビュー・書評
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グロ描写と戦闘シーンが蟲と眼球シリーズ好きとして懐かしい…いつものひひひだ…と思わせるテンションだった。
ジェンダーとか繁殖とか…そういうのテーマでも書いてたんだなひひひ…。
この人もほんと色々挑戦してんなあ…すごい…。 -
面白かったけど、専門的な言葉が多くて理解できないところも多かった。biscuit-Cまでは何となく理解できていたのだけど、そこからは理解することを諦めて(笑)雰囲気を楽しんだ。参考文献を見ると、日日日さんがこの物語を書くのにどれだけこだわり、苦労したのかがわかる。だからこそ、理解できなかったことが少し悔しい。
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体が人体とは異なる物質に変質していく奇病に罹った少女たちと、滅び行く人類の物語。病んでいてどろっとしていてでも甘くてかわいらしい。日日日のこの手の作品が好きな人は絶対読むべし。
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SFと言うにもバトルや恋愛と言うにも甘いが、舐める分にはとても美しいキャンディー