雷撃☆SSガール (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
3.92
  • (23)
  • (30)
  • (18)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 205
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837224

作品紹介・あらすじ

世界経済を破壊する新ヒロイン爆誕!
第7回講談社BOX新人賞流水大賞受賞作

「ねぇ、まさか、この世界が真っ当だなんて思ってるの?」
零細DM(ダイレクトメール)発送代行会社を継いだ若き経営者・ジンは、彼女にフラれたその夜、キャバクラで「世界征服(SS)」を宣言する絶世の美女・リンと出会う。翌日、ジンの会社に押しかけて来たリンは、瞬く間に業界ルールと経営状況を把握し、誰も考えつかなかった斬新なビジネスプランをぶち上げる。だがそれは、リンのほんの第一歩に過ぎなかった……!!

市場崩壊に揺れる金融資本主義に鋭く切り込み、経済とは何か、貨幣とは何か、人間とは何かに迫る“新世代経済活劇”登場!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 社会人の涼宮ハルヒだーと思いながら読んでたらみくるや長門まで出てきたのでなんかもうお腹いっぱい。かなり最初のほうで挫折した。ラノベのおかげで読書できるようになったけど、もうこういうノリのラノベは読めないかも。

  • 2010.05.19開始

    ライトノベルにビジネスのエッセンスを少しだけ散りばめた作品。

    ビジネスというより、いわゆる「金持ち本」に「陰謀論」を混ぜたような内容で、世界市場の実態をまざまざと見せつけられる。

    何も知らない子供がこれを読んだら働く気や夢が無くなってしまうかも?と思う内容もあるが、大人になった自分が読むと、ああ確かにそうだよなぁとあらためて思える点も多くてなかなか面白かった。

    小説としてはスピード感もあり一気に読み進められる反面、ムダな萌え要素がずいしょに挟まるのが若干うざい。だが主人公の水の瀬凛が語る言葉の重さはなかなかのものだ。

    ただ、正直この値段を出してまで読む価値があるかどうかは非常に疑問。


    以下ピックアップ。

  • 雷撃☆SSガール (講談社BOX)

  • 飲み屋で知り合った少女が、経営している会社へ
    突如入社してきた。

    連続短編なので、ものすごく区切り読み
    しやすかったです。
    かなりヒロインが思いもよらない方向へぶっとんで
    それに振り回される主人公。
    まぁ会社の人間ともども、なれていくのですが。

    ストーリーが、はぁそうですか、という展開。
    慣れてくると、手順がなれてくるので
    そういう感じになってきます。
    そこで語られていく経済の話は
    ものすごく理解しやすいです。

  • [ 内容 ]
    零細DM発送代行会社を継いだ若き経営者・ジンは、彼女にフラれたその夜、キャバクラで「世界征服(SS)」を宣言する絶世の美女・リンと出会う。
    翌日、ジンの会社に押しかけて来たリンは、瞬く間に業界のルールと経営状況を把握し、誰も考えつかなかった斬新なビジネスプランをぶち上げる。
    だがそれは、リンのほんの第一歩に過ぎなかった…!
    第7回講談社BOX新人賞“流水大賞”受賞作品。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 起業の心得をハルヒ風味であえてみた感じ。完全無欠の夢物語で毒がないのがいいところかな。

  • 前半の盛り上がりは、最高。内容はgeekで経営センスを持ったハルヒ。前半に比して、後半部の超展開がやや厳しい。ラノベとしては超展開でもないんだけれども、前半の地に足の着いた超展開が良く出来ていただけに、少し残念。後半は、展開を急ぎすぎた印象があるかな。もっとゆっくり展開していてもよかったかも。

  • 世界征服ガールです.
    世界征服を目指す経済のライトノベルです.
    面白かったよ.
    なんとなく羽月莉音の帝国とも通じるものがありますね.
    至道流星さんはこういう経済モノが得意なんでしょう.
    結局一気に読んじゃいました.
    ここまで簡単にやってると世界征服なんて簡単なんじゃないか
    と勘違いしてしまいそうになるね.
    リンとジンの覇道はまだ始まったばかり.
    続きも気になるんだぜ.

  • 2009年8月当時の日記転載

    今月15冊目、「雷撃☆SSガール」読了です。

    面白れぇぇー!!

    講談社BOX新人賞流水大賞受賞作品です。
    アキネイターではイッケーさんが発売日の翌日に出題したことで記憶に新しいと思います。しかも主観0番!…読了後、あの0番に共感できない俺がいるんだがww

    この作品は、ライトノベルの皮を被った痛快経済改革バラエティと紹介するのがしっくりくるかな?w
    経済にはまったくうとい僕でも(だからこそかもしれないがw)引き込まれるほど痛快で、楽しい経済革命のお話でしたw

    まずはメインヒロインの水ノ瀬凛。
    イッケーさんは長門のような雰囲気のサブキャラってことで藤森を出題してましたが、それを言うならこの凛は、まるでハルヒなんですよねww
    天真爛漫唯我独尊なツンデレヒロインw最初のうちは「うっぜー!なんだこのパクリキャラ!」とか思ってたんですが、だんだん憎めなくなってくるんですよねwww

    そして凛がハルヒならこちらは素直なキョンとでも申しましょうかw
    主人公の朝倉陣。アルセアマーケティングという会社の社長さんです。
    彼が凛と出会い、振り回されることで物語の歯車が回っていきます。SSに向けてww

    他にも完璧超人な陣の妹綾乃や、アキネで登場した藤森など、魅力的なキャラが登場しつつ、経済界の表裏を遠慮なく凛がかき回すのですが…。
    いや、途中から読むのが止まらなくなりましたw次に何をするのか予想がつかないwもちろん、僕の専門分野外で、その筋の人たちがみれば怒り出すような内容なのかもしれませんが、僕はずいぶん楽しませてもらいましたww
    魔法やら異能やらの物語もいいけど、たまにはこーゆーのもいいなぁw

    この作者は次回作も買ってみたいです。講談社BOX…やるなぁw

  • 主人公とリンとの出会いから、リンが会社を立て直し、リンの世界征服までの話を詰め込んだ1冊です。
    正直1冊じゃ枠が足りないと思います。
    後半一気に展開が進んであっさり終わってしまったので、上下巻に分けてSSファンド以降の話を駆け足ではなく、別のシナリオを用意してしっかり書いた方が面白いんじゃないかとも思いました。

    羽月莉音の帝国シリーズを読み終わってからこの作品を手にとりましたが、やはり面白いですね。
    SSガール2も読んでみようと思います。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小説家、会社経営者、投資家。
第7回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆SSガール』(『世界征服』に改題し星海社文庫より好評発売中)にてデビュー。
著書に『大日本サムライガール』『東京より憎しみをこめて』『世界創造株式会社』(星海社)、『羽月莉音の帝国』(小学館)などがある。

「2017年 『勇者の武器屋経営 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

至道流星の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×