- Amazon.co.jp ・本 (82ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062832151
作品紹介・あらすじ
小学校最終学年の担任が、もしもでっぷりと太った、おじいさんのノエル先生だったら?体育は、あきらめなくてはならないし、ちっともウキウキしない!しかもその先生は、「宿題をしない券」「学校を一日サボる券」「わすれ物をする券」なんてふしぎなクーポンを配りはじめた。先生のかたやぶりな授業が楽しみになってきたころ、校長先生が、ノエル先生をやめさせようと-。
感想・レビュー・書評
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生きている限り、みんなしあわせのクーポンをもっているんだわ、人の迷惑にならない限りやりたい事を、やらなくっては~
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大人になるとこの話に落ちをつけたくなるところ。
娘から面白かったよ♪と勧められて手に取りましたが、ほんと!こんな風にユーモアを忘れず、与えられるようになるのが母としての夢なんですが・・・・
現実は難しい。 -
R4年度卒業選書
新しく来たノエル先生は、みんなにプレゼントをくれた。それは、ひとつづりのクーポンで、「ねぼうする券」「ちこくする券」「学校をさぼる券」など、びっくりするようなものだった。
みんなが持っているクーポン、使わないともったいないよと先生は、教えてくれた。
★★★★☆
新しい担任の先生は定年間近のでっぷりおじさん先生だった。
先生が最初に配ったのは、へんてこなクーポン券。
「宿題をしなくていいクーポン」「寝坊してもいいクーポン」「どこでも歌っていいクーポン」
最初おそるおそる使っていたみんなが、だんだん楽しむようになって。
人生を楽しもう!!というメッセージにあふれています。
あと、ちょっぴり酸っぱい現実の味も。
(まっきー) -
小学校最後の担任が、でっぷり太ったおじいさん先生なんて、
あーあ、最低!
しかも、変なクーポンまで配っちゃって…。
あれ?でも!「ねぼうする券」「授業中にあてられてもこたえない券」
「学校を1日サボる券」だって。
初めは、とまどっていた子ども達も、情があって愉快で物知りな先生のことが大好きに。こんな先生いたらいいなぁ♪
小高~ -
「先生が学校をサボっていい券をくれた! おじいちゃん先生が授業で「学校サボっていい券」、「宿題忘れていい券」など不思議なものを配った。だがおかげでなんだかぼくらは学校が好きになった。小学上級」
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ノエル先生はすてきな先生だなと思う。こういう先生がいたら楽しいだろうな。
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みんな実はクーポン持ってるね。気づいていないけど。持ってないように教え込まされているけど。使わないだけだね。自分で決めてどんどん使えばいいよね。
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ノエル先生はクラスの子ども達に色々なクーポンをあげます。
そのクーポンの中には寝坊をしたり学校をズル休みができるものもありました。
でも、子ども達は使おうとしなくなるのです。
なぜならノエル先生に会いたいから。
ノエル先生に会うと得るものが大きく、そして多い。
不思議で素敵な先生です。
実際にノエル先生みたいな先生がいたら大問題になるんでしょうね。
子どもが好きな先生と保護者が好きな先生は異なることがあります。
また子どもが好きな先生と一緒に働く先生が好きな先生も違うことがあります。
きっと「普通」と言われる学校ではノエル先生の教育方針は理解されないでしょうね。
でも、ノエル先生の教育を必要とする子ども達だっています。
少数かもしれませんが…。
問題にならない学校でノエル先生みたいな先生が実際にいたら良いな。 -
ラベル:桃953 モ
資料番号:5000444181