なぜおいしいアイスクリームが売れないの? ダメな会社をよみがえらせる3つのレッスン (講談社BIZ)
- 講談社 (2006年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062820356
感想・レビュー・書評
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ビジネス書なのですが、ストーリー形式になっていて読みやすかったです。
日々、他人の支えになりたいという情熱を持ち続けることは重要なのですが忘れがち。
今一度、肝に銘じる必要があるなと思いを新たにしました。
また、「儲けは優れたサービスの副産物」「一番調子の悪いときが現時点の実力」というフレーズが刺さりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014以降
最善を尽くす程度では足りない
完璧をめざせ
一番調子が悪い時が本当の実力 -
今さらなのだが、こういったビジネス本を読む。顧客第一というが、なかなか、わかっていてできないもの。LEOの法則は憶えておいて損はないかも。
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ビジネスの考え方の基本を、品質管理の面から学ぶことができた。品質に関する仕事をしていると、会社や業界で規格を守ることばかり考えがちになってしまう。しかし、品質は決められたものではなく、最終的なお客様が決めるものなのだと再認識できた。
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業績の伸び悩みに行き詰まった工場長が、取引先の支店長に諭されながら、自社の問題を解決していくお話。物語形式で読みやすいです。
「なぜ小さなコスメ店が大型ドラッグストアに逆襲できたのか」とか「100円のコーラを1000円で売る方法」などと同じ形式。
著者は品質管理戦略の専門家とのことで、内容もそんな感じの内容です。 -
アイスクリームの工場長が自社製品の改善に取り組むストーリーで、品質改善の鍵・ヒントを提示します。
LEO・・・
Listen
Enrich
Optimize
の3つのステップを踏んで改善する。
そんなにうまくいきますかいな?という感想をもつのは野暮というもの。平易に解説された内容を素直に聞き入れましょう。
そのうえで、どうやってLEOを実践するかその方法論がむずかしい。物語のようには簡単にいかないわけで... -
破綻寸前のアイスクリーム工場を、工場長が経営の成功者に教えを乞いながら、見事に再建させていく寓話。
物語仕立てだが、品質管理に重点を置いた経営手法のエッセンスを散りばめたビジネス本。
物語仕立てなのでさっくり読めます。
例えば次のようなことが書いてありました。
「いいものとは、買う人のニーズを実現したもの。
人が欲しがらない物は自己満足!」
「社内の意見・不満総てを聞き、ひとつづつ解決すると、従業員のモチベーションは飛躍的に上がる。」
「アイデアを募集している以上ひどいアイデアなんて存在しない!」
重要ワードとして登場するのが『LEOの法則』です。
・L…Listen (従業員と顧客の声を聞く)
・E…Enrich (価値を高める)
・O…Optimize(完璧を追求し続け最適化する)
とんとん拍子で再建されてく様は読んでて楽しくなり、実践したくなります。
仕事のモチベーションを自ら上げたいときに読むと良いと思います。 -
listen, enrich, optimize
儲けとは結果に過ぎない。すぐれたサービスの副産物である
社内のお得意様をたいせつに
質の良し悪しを決めるのは自分たちねはなく、客である
いちばん調子の悪いときが現時点での実力と心得よ
日系企業は品質重視のDNAが組み込まれている、と書かれてあった。それ以外にも日本とアメリカの対比がおおい
日本がどうみられているか海外の文献を見てもう少し客観視したい
シックスシグマという本も読む価値がありそう
2013.11.01 -
個人的には好き。終わりがいいので後味がいい。
もしドラの大人版。基本的なことだけど立ち止まったときにちょっと読みたくなる本。
最初の売り込みの話なんて、結構グサッとくるところも。
現実って何十倍も大変だけど、なんつーか気分がすっきりした。
また読み返そうと思ってる。