ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング (講談社+α文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062817417

作品紹介・あらすじ

W杯で日本に歴史的な勝利をもたらし、日本中を熱狂させたラグビー元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が、チームを勝利に導くための方法論を自らの言葉で語った1冊。「ハードワーク」のキーワードは「ジャパン・ウェイ」。日本人の長所を最大限に活かし、短所を長所に変えることで、実力以上の力を発揮させる、エディー流の必勝法だ。「マイナス思考を捨てれば、誰でも成功できる」「向上心のない努力は無意味」「“完璧”にとらわれるな」「戦いに興奮はいらない」など、彼のメッセージはビジネスにも役に立つものばかり。これを読めば、エディー流の「勝つための」マインドセッティング(心構え)が必ず身に付く! 解説/持田昌典(ゴールドマン・サックス証券株式会社社長)

感想・レビュー・書評

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  • 約束は、小さなものこそ守らなければならない

    弱いマインドセットを変えるには、選手や部下を褒めることが一番

    褒めるのは言葉でも構わないが、より効果的なのは、はっきり見える形で賞を与えること

    スポーツよりまず勉強をするべき

    サントリー創業者 鳥井信治郎_やってみなはれ

    ミスをしないことは決して重要ではない

    ミスをするなと言われると、よけいミスをしてしまう

    教わる立場で考える

    怒る時は必ず演技で

    感情で人を評価するな

    コントロールできることだけを考える。コントロールできないことは放っておく。

    同じ日は二度と来ない

    ----------------
    おわりにー、のワールドカップ秘話 選手がエディーの指示を無視してスクラムを選択し、トライに繋げた。部下がリーダーを超えた話に鳥肌が立った。

  • ハードワーク。
    エディージョーンズの鍛え上げ方は正しいと思う。
    今回のワールドカップ日本大会もイングランドがいくと思っていた。エディーだからだ。

  • 読んでるだけでやる気が起こってくる一冊である。一番心に響いたのは「勇気とは慣れ親しんだ自分を捨てること」である。誰もがミスをしたくない。けれども自分を成長させたい。そんな人々に響く言葉であると思う。

  • 日本人の感性を理解して大切にしながら、問われている本人に答えを導かせる手法(自分自身で考えて自ら変わる機会を与える)が、とても素晴らしいと感じた。
    リーダーとしてどう振る舞えば良いか?どう相手に伝え、どう共有を図るか?どう相手に問い、良い方向へ向かわせるのか?判断すべきこと、物事に向かう姿勢が、とても勉強になる一冊。そして、とてもわかりやすい。

  • 準備は大事。

  • ●エディジョーンズ。ラグビー元日本代表のヘッドコーチのオーストラリア人。日本代表にワールドカップの舞台で24年ぶりの勝利をもたらした。
    ●目標さえしっかりしていれば、スケジュールは押すと決まってきます。また状況が変わるためスケジュールを固定化しない。
    ●いくらがんばっても結果が出ない人は、間違いなく、「今より良くなろう」と言う意識が欠けているからです。向上心のない努力は無意味。
    ●褒めるのは言葉でも構いませんが、より効果的なのは、はっきりと見える形で賞を与えること。昇格や昇給等が分かりやすい。
    ●欠点を欠点と捉えるか、ただの条件と考えるかが、勝利や成功への大きな分かれ目になるのです。
    ●努力は100%でないと意味がない。
    ●国歌を歌えないチームが弱い理由。国家は国の文化を象徴するものです。これが歌えなければ、どうして文化を尊重などできるでしょう。
    ●上司やリーダーは時に怒らなければならない。しかし本気で怒ってはいけません。演技でなければなりません。
    ●人間にとって冒険することは絶対に必要です。冒険しないと、人は後退するだけ。
    ●心配ほど無意味なものはありません。心配が何かを変える事は無いからです。コントロールできることだけを考えよう。コントロールできない事は放っておく。

  • 有名な本なので見てみたが、あまり引き込まれるエピソードは見当たらなかった。

  • 日本人の特徴を捉えていて、長所短所を分析し、成長させた術がたくさん書かれています。
    私にとって気付きを得た一文は
    指導する側が、何が正しくて、何が正しくないかを、すぐ教えてしまうからだと思います。それでは自分で考えたり、判断したりする力が身につかないのではないでしょうか。
    という文です。ネットで見れば、全て答えが載ってあると勘違いしている自分がいました。自分の中にしか答えがないものの方がきっと多いですよね。これからは、本の感想を書いて自分の気持ちに気付こうと思います。
    星が一個少ないのは、根拠が経験則が多い気がしました。でも、とても素晴らしい本です。

  • スポーツマンにとっては、読んでおいて損はない内容。
    「義を見てせざるは勇なきなり」論語のこの言葉好き。

  • エディー・ジョーンズさんの目指すコーチングは、ビジネスマンの教科書として、とても優れている。
    何をどのように自分のものにできるか、、、

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著者プロフィール

1960年、オーストラリア、タスマニア州生まれ。小学生高学年でラグビーをはじめ、現役時はニューサウスウェールズ州代表として活躍。1996年にプロのコーチに転身。2001年、母国オーストラリア代表のヘッドコーチに就任、ラグビーワールドカップ2003で準優勝を収めた。2007年には南アフリカ代表のテクニカルアドバイザーとして、ラグビーワールドカップで優勝に導いた。2012年に日本代表ヘッドコーチ就任。ラグビーワールドカップ2015では優勝候補の南アフリカを初戦で撃破、日本代表にワールドカップの舞台で24年ぶりの勝利をもたらせた。2015年12月、イングランド代表のヘッドコーチに就任。2016年初頭のヨーロッパ王者を決めるシックスネーションズカップで全勝優勝。翌2017年のシックスネーションズで連覇と手腕を発揮している。『ラグビー元日本代表ヘッドコーチとゴールドマン・サックス社長が教える 勝つための準備』(持田昌典との共著/講談社)他著書数。

「2018年 『ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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