- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062816540
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『裸でも生きる』
著者の初エッセイ。
やりたいことを見つけ、一歩踏み出し、続ける。
その行動の裏側にあった思考。
夢が見つかる一冊。
○「自分思考」とは……
自分を見つめ、見つけ出し、
あくまで自分の価値基準=主観を持って道を切り拓くこと。
○著者からのメッセージ
この本は、背伸びをしたり、見栄を張ったりせず、素直に、そして正直に、夢を見つけ、一歩踏み出し継続する過程で、自分自身と対話してきた私の心の変化を書きました。読んでくださる方にとって、一つの文章だけでも、明日からまたはじまる、人生のプラスになったらいいな……、と思っています。
感想・レビュー・書評
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本の内容の濃さでいうと「裸でも生きる」の方がエピソードが詰まっているけど、こちらは「自分の主観を形作り、それを信じて一歩踏み出して、継続する」にはどうしたらいいかメタに振り返ってまとめられたエッセイでした。
個人的には一番最後の章が刺さりました。
まさに今こういう状況だから、こういう本を手に取ったんだな、と。
「夢は雲だった」
掴んだら、消えていってしまったんだ。そして、また空を見たら、新しい空と、新しい雲が浮かんでいた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山口さんの言葉と文章は、いつも自然体で等身大。そこがすごくかっこいいなと思うし、すっと心に入ってくる。
・笑顔は自分を守る唯一の魔法
・失敗のない成功はただのラッキー
・夢を達成することが幸せなんじゃなくて、夢までのプロセスに、すごく楽しいこと、苦しいこと、幸せな瞬間がたくさん詰まっている。その夢が大きければ大きいほど、そのプロセスでの醍醐味は大きくなる。 -
最近、挑戦していることがあって、なかなかうまくいっていないので今読むのにぴったりの本だった。
失敗に落ち込み、人と比べて落ち込んでいる私に勇気をくれた。「失敗がないストレートな成功は成功じゃなくてただのラッキー」というのが印象的だった。
やりたいことは諦めずに挑戦していきたい! -
耳読で読了。
自分の言葉で話す、自分の言葉と思考で自分の道を作り歩んでいく、そんな女性たちは、皆、自分の言葉を文字にして書き留めているように思う。
最近、自分の意識が書くことに向いているからか、私の気になる人が皆、それぞれ書き続け、書きため、自分を振り返り、自分の経験と経験からの学び、自分自身の考えを確立して少しずつ歩んでいる事実に気付く。
筆者、山口理恵子もその1人。
自分の原体験を振り返る。そこから自分の原動力を探すこと。
もっと高く、ジャンプするために沈んでいる。失敗したり、転んだりまた起き上がったり、そんな過程の中で人は魅力を増していく。
彼女は行動の人。(賢い相当な多動型なんだな)
けれど、行動の人の中でも夢を実現させている人は、自分の行動と経験を振り返り、そして行動を変え、また行動し続ける人なんだろう。
以下、抜粋。————
「私にとって「笑顔」は、笑っている表情とはちょっと違う意味がある。それは自分自身を守る唯一の魔法の道具だ」
「笑顔はお金がかからない最高のおもてなしだし、最高の環境づくりだと思う。自分が笑顔じゃなくて他の人に笑顔になってもらおうなんて、不可能に決まっている。」
—『自分思考 (講談社+α文庫)』山口絵理子著
https://a.co/5x1Sgf7
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自分自身の原体験を振り返り、今の自分を形成する心の源や自分の素直なこころを知る。
自分自身をよく知ることの大切さ。
山口さんは、きっと途上国でいろんな経験をする中で
自分自身と向き合い続けてきたんだろう。
悩んだり、苦しいときにきっと自分自身に立ち返るということを繰り返してきたように感じた。
本能的、直感的、自然体、自分を信じる。
決して変わることを恐れずに、ほんのわずかなプラスでも前に進み続けようとしてきたんだろう。
「最後進むかどうかを決めるのは正しさではなく自分の心」
だからこそ、自分自身をよく知り、考え続け、成長し続けることが大切。 -
しょうもない自己啓発本やビジネス本を読むくらいなら間違いなくこちらを読むべし。
YouTubeの情熱大陸と合わせて読むと、イメージがよりわかりやすいと思います。 -
マザーハウスの創業者のエッセイ。
1番印象に残ったのは退路を断つということだった。退路を絶って、その道しかない人はそうでない人と顔つきが違うというのだ。
私は常に逃げ道を用意しておきたいタイプなので、素直にすごいなと思う。
私がやりたいことを貫くためには退路を断つべきかと思う。