裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 241
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816335

作品紹介・あらすじ

日本中を感動の渦に巻き込んだ感動のベストセラー『裸でも生きる』のシリーズ第二弾!
小学校で壮絶なイジメにあい、中学校で非行に走り、強くなりたいと男子だけの柔道部へ入部、そして偏差値40の高校から3ヵ月で慶應大学合格。インターンで訪れた国際機関で国際援助の矛盾を感じ、自ら現場を知って途上国の貧困を救おうと、単身バングラデシュに渡り起業。途上国発ブランド「マザーハウス」を立ち上げる。その軌跡は、多くの学生、若手社会人の心を動かし、「人生を見つめ直した」「夢へ一歩踏み出した」など、多くの声が寄せられた。
続編は日本初の直営店オープン当日からスタートする。順風満帆かと思いきや、たくさんのメディアに注目されて孤独を感じる日々、信じていた現地スタッフの裏切りなど、流した涙は人一倍、しかし決して歩みを止めず、前に進むことをあきらめなかった。
そして、次の挑戦は、美しいエベレストの麓でマオイストのテロに怯え、混迷する経済と戦い、ゴミ漁りをしてでも必死に生きようとする人たちがいる国、ネパールへ旅立つ。そして、地元の資源で世界に通用するブランドを作り上げるまでの、涙と感動のストーリー。
あきらめなければ「不可能は可能になる」ことを教えてくれる、勇気が湧く一冊です。

(プロローグより抜粋)「バングラデシュの人たちが自分に問いかけているような気がした。「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」と。他人にどう言われようが、他人にどう見られ評価されようが、たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩く。それが、バングラデシュのみんなが教えてくれたことに対する私なりの答えだった」

●100パーセントのエネルギーをすべて出しつくす、山口さんの生き方に感動しました。山口さんに、もっと早く出会っていれば、私の人生は大きく変わっていたかもしれません(29歳)
●ここまで著者の生き方に夢中になったのは、はじめてです(男性38歳)

感想・レビュー・書評

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  • 感動的だった「裸でも生きる」の続編。
    前作がとても良かったので、こちらも読んでみました。

    ※裸でも生きる
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4062816164#comment

    多くの場合、2って、1ほどのクオリティーに至らないケースが多く、
    この本も前半を読んでいるとそんな匂いも若干感じましたが、
    後半のネパール進出あたりからグイグイ引き込まれていきました。

    途上国でビジネスをするって一筋縄ではいかない…という当たり前の事実に直面します。
    それでも、儲けを超えた意義を見つけ出し(ただし儲けを度外視する訳ではない)、
    奮闘する著者の諦めない志と行動力からは
    どんな人でも何らかの学びを得られるのではないかと思います。

    3も文庫になったら、読んでみたいです。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • ネパールでの裏切りなどをマザーハウスファミリーと乗り越えていく力強さに勇気をもらった。
    これからもマザーハウスのファンであり続けます。

  • 2023.08.13
    個人的には途上国とともに!みたいなノリは好まない。しかし、そのことと、本書文庫本が刊行された2015年以降も「マザーハウス」が商売として成り立ち続けていることには素直にすごいと首を垂れる。

  • 面白かった!けど一作目と内容は似てたから衝撃は少なかった

  • 1冊目に引き続き壮絶な物語だった
    手探りで始めたバングラデシュとは違い、
    背負うものが増えた状態でのネパールは
    違ったしんどさがあったんだなということが
    ひしひしと感じられた
    改めてマザーハウスの商品好きだなと感じたし、大事にしたい

  • 感動して泣いた。
    努力。

  • 情熱大陸への出演、ネパールへの進出…注目を浴びるようになった後も、常に現場で悪戦苦闘。途上国で蔓延る「裏切り」にも負けず、とにかく突き進む。こんな28歳(当時)がいたのか…と、30歳の自分は思う。私も歩み続けよう、夢のために。

  • 雇われとはいえ、途上国で働く者として、ネパール編は読んでいてしんどかった。
    それでも歩みを止めず、今に至っている姿に胸を打たれる。

  • 破天荒な起業家の続編。

    仕事に対し燃えていないなら読めばいいさ

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著者プロフィール

やまぐち・えりこ1981年埼玉県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程修了。大学のインターン時代、ワシントン国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、当時アジア最貧国バングラデシュに渡り日本人初の大学院生になる。「必要なのは施しではなく先進国との対等な経済活動」という考えで23歳で起業を決意。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、株式会社マザーハウスを設立。バングラデシュ、ネパール、インドネシアの自社工場・工房でジュート(麻)やレザーのバッグ、ストール、ジュエリーなどのデザイン・生産を行っている。2016年現在、日本、台湾、香港などで28店舗を展開している。Young Global Leaders(YGL) 2008選出。ハーバード・ビジネス・スクールクラブ・オブ・ジャパン アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2012受賞。毎日放送「情熱大陸」などに出演。著書に『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』『裸でも生きる2 Keep walking 私は歩き続ける』『自分思考』(いずれも講談社+α文庫)。

「2016年 『輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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