ひとりで飲む。ふたりで食べる (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 130
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062815765

作品紹介・あらすじ

梅干し、海苔、漬物、しいたけなど、当たり前の素材のありがたさが心に染み入る、平松洋子さんのエッセイ。72のレシピとともに!

感想・レビュー・書評

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  • エッセイというより、レシピメインの本な気がした。しかし平松さんの本は、ほっこりする!

  • 平松洋子の食に関するエッセイとレシピ集。エッセイよりもレシピとその料理写真のほうが多いかもしれない。しかし少ない文章の中で、食事、食の素材、料理等に関する彼女の本質をそして彼女の「今」の生活を感じさせる。私とほとんど年齢的に変わらないので、育ってきた時代的食の環境もにている。また現在の彼女の家族構成もたぶん、似ているのではないかと感じさせ、とても共感を得る。
    彼女のエッセイは歯切れの良い、短めの文で綴られ、とても男性的な文章ともいえる。確かにリズム感があり、読み進みやすい。文章に著される料理や食を粘つかせず、ある意味無機質ともいえる。それが食をテーマにした本を多く著している著者にとって、素直にその内容が受け入れられる一因かもしれない。

  • 食を楽しむことの贅沢さ。
    それがひとりごはんだとなおさら。
    一食一食を大事にしようと思える本。

  • 『食』『レシピ』について、それぞれへの思い入れの文章とともに、簡単で美味しい食事メニューが描かれている。

    『食』をスパイスとしたような、幸福な時間が流れていて、自分の中を流れる時の流れも緩やかになりそうな本である。

  • もう。夜中にこんな物読んで。
    この悪魔のような美味しそうさは体に悪い。もちろん褒めてます。
    エッセイ付きのレシピ、といった感じ。
    今まで読んだ本に出てきた料理がレシピとして登場して胸熱!
    そうめんを多めにゆでておくの、いい考えだな。今年の夏やってみよう。タイカレーのも!
    ちりめんじゃこを見直したり、こんにゃく最近買ってないなぁとはたと気づいたり。

  • 焼いたお揚げがこんなに美味しそうにみえるなんて

  • 早速作りましたよー。たまたま家にあった食材で豚とキムチの炒め物。おいしくできました。ちょっと私には味が濃かったかな。

    あとたらことジャガイモのサラダを作ろうとしたんだけどねー。やっぱりマヨネーズとかで和えたやつのほうが好きで自己流になっちゃった。でもおいしくできたよ。

  • 簡単にできて美味しそうなものばかり。

  • 料理エッセイとレシピ集。レシピがほとんど。
    平松さんの料理エッセイが大好きでレシピも同様に楽しめた。普段冷蔵庫に入ってるものばかりが使われているので真似しやすいのもいいな。平松さんのレシピは綺麗に綺麗に整える事に重きを置いてないのもいい。大きく手でちぎったりげんこつで押したりするのが物凄く美味しそうに見える。
    まずはしょうがごはんを炊いてみようか。

  • すぐ作れそう。ちょっとあっさりしすぎかも。

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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