ぼくが葬儀屋さんになった理由 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062813143

感想・レビュー・書評

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  • 話盛っている説あるけれど、こういう気持ちで仕事をしている誠実さがいいのだと思う。

  • 人として大切なことを思い出させてくれる本。未知の世界をわかりやすく表現してあり、興味深かった。

  • 所持/まっすぐな想いで仕事をされていて、感動で泣きたくなった。講演があるなら会ってみたい。仕事はとてもむずかしくて迷いも多いけれど、そんなとき手元に置いていて、力をもらいたい本でした。

  • さらりと読む。
    情報用に。

  • 『適正価格で心のこもったお見送りをしたい』
    七転び八起きの精神で、困難にもめげず、やり抜く男子一生の志事
    事をなした人は、何事をやるにしても心構えが違う。気持ちが熱い。
    仕事をする身にとって、見習うべき点がたくさんあります。

    自分が笑顔じゃないと人を不幸にする。だから人に嫌な顔を見せたりしない。その為に一番手っ取り早いのが笑顔だよ
    しんどい道と楽な道が有ってね、選ばなきゃならない時が来たら、しんどい道を選びなさいね。
    「願心なきは、菩薩の魔事」

  • 大学の入学式直前に葬儀のアルバイトに感動し、それを一生の仕事にした著者の話。その後、自分の葬儀会社を起業し、葬儀の料金を明瞭化して業界革命を起こし、会社を上場させている。遺体処理や葬儀の中での話はリアリティがあるし、遺族との交流では感動する場面も多い。一方で、根強い偏見に苦しむシーンや、業界の慣習に疑問をもった著者の悩みも語られている。死を常に意識するからこそ、今を懸命に生きることの重要さも繰り返し述べられている。

  •  人間の強さを実感出来る本だった。革命的な葬儀社を経営する著者が自分の人生を記した本なんだけど、この人は本当に強い。葬儀屋というだけで白い目で見られたり、好きな女性との結婚が破談になったりしても、「葬儀屋は自分の天職」という考えを曲げない。仕事に高いプライドを持っているのだ。著者は生活保護者の葬儀を切り捨てる会社のやり方を容認することが出来ず、自分で新しい会社を興す。とことん頑固だ。その頑固さが気持ちいい。頑固な人間は強い。

  • 日本社会のタブー「死」を扱う仕事にやりがいを見いだし、葬儀屋さんという天職を見つけた冨安さん。葬儀屋さんが人にこんなに感謝される仕事があることに衝撃を受けたし、自分の偏見に恥ずかしくなりました。日本の社会を変えていこうとする姿勢や、仕事を通して形成された人間観はどんな人に対しても非常に有意義なものになると思います。

  • 18歳で葬儀屋のアルバイトと出会い、大学を辞め、亡き人を見送ることに情熱をかけて来た富安さんの自伝。
    婚約破棄されたり、人から後ろ指をさされても胸を張って仕事を全うする姿勢に尊敬の念を抱く。
    彼の情熱、誠意、人柄。
    どれをとってもファンになってしまう。
    「生まれ変わっても葬儀屋で働く」
    そう言いきれるほどの仕事を私も見つけたい。

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著者プロフィール

株式会社ティア代表取締役

「2013年 『人生は与えた分だけ与えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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