図説 日本妖怪大鑑 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 117
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062811262

作品紹介・あらすじ

水木ファン待望のイラスト事典。産女、犬神、ちょうちんお化けから牡丹灯篭、人面犬、トイレの花子さんまで、妖怪295を一挙掲載。IT時代にも日本人を魅了して止まない霊界のすべてがわかる。前著『図説 日本妖怪大全』と合わせれば全720項目の"妖怪バイブル"がついに完成。

感想・レビュー・書評

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  • カラー口絵付き! 水木ワールドを集大成!

    水木ファン待望のイラスト事典。産女(うぶめ)、犬神、ちょうちんお化けから牡丹灯籠、人面犬、トイレの花子さんまで、妖怪295を一挙掲載。IT時代にも日本人を魅了して止まない霊界のすべてがわかる。前著『図説 日本妖怪大全』と合わせれば全720項目の“妖怪バイブル”がついに完成! 大人の貴方だって妖怪博士だ!!

    ※本作品は1994年11月、株式会社コミックス(現・講談社コミッククリエイト)より刊行された『続・日本妖怪大全』を改題のうえ、再編集しました。

  • 12月に寝込んだ時に娘から借りたもの。
    1ページにひと妖怪の解説なので、
    すぐに読み終えて本を閉じて寝ることができた。
    お陰で読み終えるまで毎晩数ページ読む羽目になり、
    長いこと期間がかかってしまった。

    元々は『妖怪辞典』なので『読む』と言うものではなく、
    『調べる』と言う本なのだろうとは思うが、
    資料としてはあまり完成されておらず、
    どちらかと言うと水木しげる氏のメモ的な感じ。
    (『むかしある所に』的な記述では資料としてはちょっとね。)

    絵もちょっと統一感が無い。
    (→できるなら水木氏自身の書き下ろしで統一したほうが良いと思う。)

    また、娘から聞いたのだが、
    結構作られた妖怪も多く(たとえば『がしゃどくろ』等とか)、
    できれば日本古来のものとそうでない物とかの区別なども、
    資料として使用するほうにはあればより良いのではないかなとか思った。

    『妖怪は存在するもの』という前提で書いているのが、
    さすが水木氏だなと微笑ましい。

    ※ 水木 しげる(みずき しげる)
    本名:武良 茂(むら しげる)
    1922年3月8日 鳥取県境港市出身。東京都調布市在住。
    太平洋戦争時にラバウルで左腕を失う。
    1946年に帰国し、紙芝居屋→貸本漫画家。
    1957年単行本『ロケットマン』(兎月書房)でデビュー。
    1966年『テレビくん』で第6回講談社児童まんが賞を受賞。
    1968年『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメ放映開始。
    代表作に『悪魔くん』[河童の三平』等多数。
    1989年自伝的作品『昭和史』で第13回講談社漫画賞。
    1996年第25回日本漫画家協会賞文部大臣賞。
    1998年第37回児童文化功労賞を受賞。
    2007年『のんのんばあとオレ』で、
    フランス・アングレーム国際漫画祭で日本人初の最優秀作品賞受賞。
    世界妖怪協会会長、日本民俗学会会員、民族芸術学会評議委員などを歴任。
    2003年鳥取県境港市に水木しげる記念館が開館。

    ○ 須藤家娘所蔵

  • こっちの方がマニアック。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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