- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062779302
作品紹介・あらすじ
汀目俊希として中学校に通う零崎人識の許に友人として現れたのは、“殺し名”序列第一位、匂宮雑技団の次期エース、匂宮出夢だった。
感想・レビュー・書評
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零崎シリーズ4冊一気読み。4冊の中では、一番西尾維新らしい展開。玖渚直の暗殺に匂宮出夢と零崎人識が共闘して、直木三銃士なる敵と甲賀忍法帖方式でバトルして、という展開。
ラストシーンが好きな人と嫌いな人がいると思うが、「作り物的で全く現実的ではない登場人物の異常な行動に何故か共感できる」ということが、西尾維新の魅力であると再認識。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スピンオフでこれだけ強い登場人物が出るとかファンサービスとしてすごい。殺し名序列に二つ名という中二病にぶっ刺さりまくる設定で、もはや分類不明の西尾維新作品に心ぶち抜かれてほしい。
出夢の感情に言葉を乗せるとしたら「恋」なのだろうか…
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零崎人織の人間関係、これがいちばん好きだったかも。
出雲とのカンケイ。 -
やはり,匂宮出夢との関係が一番だ.
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結末が決まっていたとは言え、なんとも切ない出夢との関係性。
序盤が良好だっただけに、ラストはなかなか辛いものがある。
これも一つの人間関係と言えるけど、もっと普通な感じの二人も見たかったかも。
なんだかんだで相思相愛だった二人が好きだった。
出番が全然ないのに評価を上げる双識流石やでぇ。 -
いつか読まねばなぁと思ってたシリーズ。正直結構惰性で読んでる。
最初読んだの10年近く前だもんなぁ。読んでる間の感覚は随分変わってるとおもう。
戯言シリーズスピンオフ、「殺し名」零崎一族のあれこれ。導入の幸せに関する禅問答から西尾維新っぽい。
キャラクターの個性を起点にあくまで論理的にストーリーを展開させてくとこがやっぱ好きだな。結末もやむなし。
このシリーズに関しては思わせ振りと使い捨てに定評があるので、伏線ぽいものも特に気にせず読み進めよう。テンポが大事。 -
人を愛して命を知り 人を殺して命を知る 命を愛して人を知り 命を殺して人を知る 人を命に愛しかたを知り 人を命に殺しかたを知る そんな澄んだ夢のように 何も知らないひとり遊び