ダウスに堕ちた星と嘘 薬屋探偵怪奇譚 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776905

作品紹介・あらすじ

通りすがりの人間が地中に引きずりこまれ、前後の記憶が一切残らないという不可解な事件が発生。調査依頼の手紙が、リベザルの許に。

感想・レビュー・書評

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  • 昔リベザルが契約した仕事は、斑女を丘に戻すこと……丘を残すこと。けれど、丘はなくなってしまった。嘘を吐きながらも共に過ごしていた時間は一通の依頼で暴かれていく。
    秋に置いて行かれ、座木が居なくなった後のリベザルの迷いと葛藤が綯い交ぜになった複雑な気持ち。
    離れてしまった油之助……人と人が結びつくように、妖と妖も繋がっていく。
    大事なことは、自分で自分を裏切らないこと――

  • 読み始めたらあっという間に読み終わり。
    斑女の依頼内容判明の回。來多川さん登場多し。
    柚之助さん登場が嬉しかったです。

    チィさんって、やっぱりあの人ですかね?

  • 鬼前(きさき)
    鬼の妃が棲んでいたという地で、
    人が地中に引きずり込まれる怪事件が発生

    「怪異を調べて下さい」と依頼を受けたものの
    リベザルは柚之助とともに事故として隠蔽しようとする。


    警察では
    悠奇が事件として來多川とともに捜査を開始する

    地元警察の一宮と羽島も加わり四人で捜査を続ける


    五年前の斑女との出会い
    斑女から受けた依頼

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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