天上の羊 砂糖菓子の迷児 <薬屋探偵怪奇譚> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 169
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775953

作品紹介・あらすじ

姉は妖に殺されたと考えた少女は、真相を求め、妖怪雑事相談所「深山木薬店 改」へ。新店長リベザルは? そして、ついに秋が!?

感想・レビュー・書評

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  • 前作「ソラチルサクハナ」は前シリーズの1巻「銀の檻を溶かして」を思い出させる雰囲気だったが、この巻も前シリーズの2巻「黄色い目をした猫の幸せ」をどことなく感じさせる話だったように思う。
    個人的には、桐子と言波は、血が繋がらなくても家族を体現した、年を取っても仲の良い姉弟のままでいて欲しかった。

  • 様々な登場人物の視点から話が紡がれていき、最初はバラバラにしか見えなかったそれらが最後に一つに繋がった瞬間が堪らなく気持ちよかったです。
    明日が当たり前に来るなんて保証はどこにもないのだからきちんと伝えよう。忘れかけていた大切なことを思い出させてくれました。

  • 姉の死因を探る妹と
    天狗を探す小学生

    天狗探しに付き合う秋が、引っ越しした「花花」発見


    遠慮がちな秋
    (背中を押すゼロイチ)

    頑張るリベザル

    過去の関係者との再会に戸惑うザギ

  • 【選書の理由】
    帯のあらすじを見て面白そうだったことと、表紙の絵を気に入ったからです。

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    請求記号: 913.6 || Ta52
    登録番号: Q0021372

  • 薬屋怪奇談シリーズ第2弾。
    今回の依頼はザキさん経由。今回も過去の作品に登場したキャラクターがそこかしこに。(歌さんはいつバラすんですかね。)
    姉の死に納得できない妹からの依頼を受けたリベザルくん。彼は真実にたどり着けるのか!

    …また妖綺談読み直さなきゃかしら?

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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