営業零課接待班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.67
  • (64)
  • (146)
  • (134)
  • (19)
  • (4)
本棚登録 : 1039
感想 : 120
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062771658

作品紹介・あらすじ

就職氷河期世代から共感の嵐! ノンストップお仕事感動物語(スペクタクル)!

苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等(まじまひとし)は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!? 涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。

社会人&就活生必読! 共感の声、続々!
最初はそんな無茶な! って思ったけれど、手が止まらなくなって一気に読み終わってしまった!/私も販売の仕事なのに人見知りで悩んでいました。マジオに負けないように頑張っていきたいと思います!/主人公を応援せずにはいられなかった。自分も頑張ろうと元気と勇気がもらえました。/会社のために働くのではなく、自分を含めた人のために働く。働く喜びに気づかせてくれた一冊です。
最後まで読んだとき、新しい自分に出会える。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 営業には向かない主人公が、癖の強い社員を集めた営業零課に配属される。
    最初の主人公は本当にダメダメで、読んでいていたたまれなくなっちゃうほど。
    他に配属された職員は、色々な問題がありながらも自分たちの得意を活かして売上を伸ばしていく。
    本当に大丈夫?って思いながら読み進めるうちに、段々と自分を変えようと努力する。
    バラバラな社員たちが徐々に団結していくのは嬉しい気持ちになるし、そんな彼らを応援したくなるお話、!

  • H29.11.5 読了。

    ・営業職の主人公が一度はリストラ対象となり、恋人も失いというどん底ともいえる人生から営業零課に移動となり、悩み迷い戸惑いながらも仲間とともに奮起して人間としても成長していくお話。面白かった。
    ・「自分は取るに足らない存在。他人は自分が思うほど自分のことを気にしていない。」は自意識の呪縛から解放してくれる言葉。自分を小心者にしているのは外的な要因ではなく内なる自意識・・・なるほど。

  • コロナ前の世界。
    会社の飲み会、また行きたいな。そんな世界もう来ないんかな。

  • 自分は、そんなに誰からも期待されていない、そんなに誰からも見られていない、誰の印象にも残っていない、肩の力を抜いて、自然体で行動すること。

  • 日経新聞土曜版?仕事を頑張る気持ちの湧く本 10選でしたか?紹介された中では最下位の10位であった事、若者に人気とあった事から拝読しました。励まされましたよ。涙も出ました。

  • マジオ始め部署からあぶれた人達が本気の接待課で再起を図る。お酒の力を借りた脱口下手の有能化や、息子を亡くした老人の教室に通っての人目を気にしすぎない思考への奮闘。ブランクのあるピアノ披露は後者の成果?もう少し表紙的なコミカルさと仕事の現実味があると良かった。著者の来歴が重なるのも却ってマイナスかも。

  • 泣きました…自分の共感の数だけ泣いてしまいました。

    仕事とは何かを想像もせずに社会人になったわたしですが、就活生に読んでもらえたら良いんだろうなと。読む時はよく分からないかもしれないですが、自身の経験が増えるにつれてこの本から色んな共感に繋がり泣けてきます。

    その時、その人の状況で色々な読み方がされるだろうこの本を読めてよかったなと思いました。
    扱う業者や様々な場面は決して自分と良い相性なわけではなかったにも関わらずじわじわときているこの本、お勧めします。

  • やればできるじゃねぇか!

    この言葉がいいものかよくないものか人によって異なると思うが、少なくとも私はこの言葉を待っていた。
    この言葉を肯定的に受け止め、道を切り開いてく人を見るのはとてもワクワクする。

  • 営業としては、やる気がでる話だった。
    この人の作品は、所謂ダメ人間が主役で結果は仕事が軌道にのる感じで終わる、おんなじパターンなのでもう他のは読まなくてもいいかも。

  • 接待専門の営業零課、年間売上50億の無謀な目標を達成出来るのか。バラバラだった8人が目標に向かって一致団結していく姿が格好良かった。
    マジオには自分と重なる部分もあり共感することが多かった。積極的脱力思考は分かっているけど、つい考えてしまうので身に付けたいなー。

全120件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

安藤祐介
一九七七年生まれ。福岡県出身。二〇〇七年『被取締役新入社員』でTBS・講談社第一回ドラマ原作大賞を受賞。同書は森山未來主演でドラマ化もされ、話題を呼んだ。近著に『本のエンドロール』『六畳間のピアノマン』『就活ザムライの大誤算』などがある。

「2023年 『崖っぷち芸人、会社を救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安藤祐介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×