霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 200
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764315

作品紹介・あらすじ

美女が、ホテルが燃えてしまう…。才色兼備の超エリート警察官僚・薬師寺涼子-通称お涼さま。彼女の行くところ、何故か不可解な事件が起きてしまうのだ。今回は日本を代表する避暑地・軽井沢で休暇のはずが、米国きっての大富豪とやりあうはめに。(強制)同行の部下・泉田クンも当然、巻き込まれます。

感想・レビュー・書評

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  • 巨大生物が現れないとは思わなかった(笑)
    なかなかにエグい展開に、ちょっとひるみました…

  • 結構の時間、積読になっていたのだが、たまには図書館じゃなくて家の本も読まないと! で、久しぶりのお涼様。
    今回は、怪物系のお話は鳴りを潜めてまして、アクションシーンは人間相手が多め。
    例のよって、泉田くんの鈍感力が爆発していて、読者はチワチワしてしまう事でしょう。
    宗教と永遠の命の考え方が、ああ、なるほど…と。
    そういう切り口もあるよねぇとひとり納得。
    次の巻もすぐに読もうかな?

  • 前作に比べると、酷くおとなしい感じですね。
    ま、ホテルが一軒全焼したりしていますが。(^^;
    事件も、まぁ、当事者にとっては大変なことなんですが、客観的に見ればそう大変なこともおこっていないし、ま、休暇編ってところでしょうかね。(^^;

  • 久々にこのシリーズを読んだが、普通にいつもの薬師寺涼子シリーズ通りの展開で、サラサラ読めた。

  • 高校生のころは好きだった田中芳樹先生の著書だが、歳をとってから読み返すと、いまいちです。薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズは、若い世代に読んでほしい作品です。大きくなったら銀河英雄伝説を読みましょう。

  • ドラよけお涼シリーズ。今回はお涼の無茶もいつもより控えめだった気がします。ラスト近くでは完全ホラー。

  • ご存知、ドラよけお涼シリーズ第七弾。


    夏の軽井沢を舞台にいつものどたばた劇が巻き起こるのか、と楽しみにしていた分、ちょっと残念。


    怪物色、抑え目だし〜。


    ドラゴン(一説ではドラキュラ)が避けて通る、通称が紙面前半巻き込まれてたら、名が泣きますぜい。


    ま、その分報われないロマンス色は増えてますわよん。


    ああ、前作でも読み直すか・・・。

  • 久しぶりにこのシリーズを読みたくなって本屋さんで購入。読めばストレス解消!!

  • 怪奇事件簿シリーズ第6弾。
    今度の舞台は軽井沢。
    泉田警部補がいきなり大富豪令嬢に拉致される。
    その手口にお涼様も舌打ち。
    今回もちょっとだけ女性らしさをのぞかせるお涼様でした。

  • ドラ避けお涼が右翼や権力を怪奇現象共々なぎ倒すシリーズ。
    前と比べてちょっと大人しい印象を受けました。
    それにしても・・・いつになったら泉田君とお涼さまはくっつくのかしら?
    いつも「この唐変木!」と読みながらツッコんでしまいますが、この関係が好きなのでくっつかないままでいいや。

    アニメもやってましたよね。
    某テニスの吐息丸眼鏡が泉田君に決まった時は仰け反りましたが、観てみたらかなり良かったです。
    単に木内さんの忍足ボイスしか知らなかっただけなんですけども(苦笑)

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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