- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062763837
感想・レビュー・書評
-
フジ産経グループの成り立ち、鹿内一族の歴史と栄光からの日枝さんのクーデター。前編はこの辺まで。
ずっと読みたくてやっと読めた。
ちなみに司馬遼太郎は元々産経新聞の記者なんだと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フジ・サンケイグループの成り立ちから紐解いたノンフィクション。
個人的には、ここ10年ぐらいの間にフジテレビはオカシクなったなぁ、という印象を持っていたのだが、実は会社設立当時からトンデモナイ会社であることがよく分かる。
マスメディアの内情を知る上でも読んで損はない本。 -
新書文庫
-
フジテレビといえば「鹿内」さん、と思っていたら、いつのまにかその名前が出てこなくなり、いつのまにか「日枝」さんという方が全権を掌握しているような構図になっていました。
まず、「鹿内」さんがどうやって巨大メディアを作り上げ、そして総帥になっていったのかがこの一冊でわかります。
こんな手があったのか、こんなこと、やっていいのか、といろんな意味で、感嘆させられずにはいられないでしょう。
混沌とした時代だからこそ、こんなひとがでできたのであって、現代では、とても無理では、ありますが。 -
事実は小説よりも奇なり、ってね。よく言ったものですね。
どす黒。
権力に固執する人間の醜さに気持ち悪くなる。
メディアの力って恐ろしいよね。受け取る側(視聴者)の意識を、ある程度意識的に統制できてしまう。
あらためてげっそり。
メディアと政界、財界が切っても切れないのは、まぁわかりきったことだけど、ここもこうつながってたのね、とか
知らなかったことが出てくるのでちょっとおもしろかったです。
読み物としての完成度がどうかは別として、勉強になりました。 -
クーデターの場面は、スリル満点でワクワクする。世襲制企業にクーデター多いのもわかる。
-
メディアの先頭を走るフジサンケイグループの闇を丹念に取材している。優れたコンテンツ能力を誇るフジテレビとグループの歴史とのギャップが面白かった。ただ、この上巻に関しては、登場人物も多く、非常に読みづらい点が難点。
-
not good at all...
-
フジサンケイグループというメディアグループの成り立ちと、その権力の源泉、変遷が歴史と経済の視点から書かれています。ホリエモンの買収騒動に至る流れも分かりやすく、読み応えがある一冊です。
-
フジ・サンケイグループの鹿内家の小説版。
日枝さんの鹿内家追い出しから読者をひきつけるね。
そのあとの戦後の話は少し飽きたけど。
共同調査会、TBS、NHK、ニッポン放送のなりたちなどが
絡み興味深い。
下巻も一気に読もうー。