儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 (講談社+α新書)

  • 講談社
3.46
  • (47)
  • (92)
  • (118)
  • (36)
  • (6)
本棚登録 : 909
感想 : 128
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729642

作品紹介・あらすじ

日本人に「自虐史観のアホらしさ」を気づかせてくれたのはアメリカ人だった……ベストセラー連発、日本人より日本文化を深く知っているケント・ギルバートの新境地!
 中国や韓国と上手に付き合うには、まず「自己中心主義」の大本たる儒教の本質を知り、そして日本は儒教国家でないことを認識すべし!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 嫌韓嫌中な点は偏り過ぎている気がする。テレビ放送には賛成反対両論を報道しろと作中で主張しているのだから、本書でも両論展開してもらいたいところだ。
    ただ日本人の優劣に関してはとても参考になる外国人視点を展開してくれたので、とても勉強になった。

  • 一見すると悪くなさそうな儒教が悲劇を起こしているという題名に惹かれて読んだ。正直、ネット右翼の人たちが喜びそうな内容だなという感じ。中国・韓国への批判が中心だったが、新しい考え方を知れたので良かった。最終章の陰謀についての話はゾッとした。ほんとかどうかわかんないんだけどね。。。

  • 中国・韓国の基本的な考え方、野望がよくわかる本。
    左翼系の人からはきっとめちゃくちゃたたかれると思われます。
    本書では、名指しでTV局や人を批判していますから..

    中国・韓国の基本的な考え方、自己中心的な行動の根本には儒教があり、さらに儒教の悪いところだけが残っているとのこと。
    「悲劇」とありますが、基本、中国・韓国の批判がメインです。
    本書に語られている内容は、おおよそ、ネットなどでも語られている内容だと思います。
    それほど新鮮な事実が書かれているとは思いません。

    前半は中韓の思想ということで、感謝を知らず、日本は自国よりも下と考え、とりわけ、韓国は日本を蔑むことでしか自国を維持できないといった論理展開。
    儒教の影響というより、中華思想の影響では?

    後半は中国の野望です。すでに、マスコミに情報工作員が入っていて、マスコミを通じて、中国に都合のよいような考えを持つように扇動されているとのこと。
    これは、昨今のマスコミ(TV,新聞)についてはその通りと思います。

    日本人ではなく、ケントさんのような米国人が左翼に叩かれながらも、このような本を出して、日本人、保守系に警告を与えているところがすごい。
    あとがきにもありますが、日本人自身が自信と誇りを取り戻して、アジア、世界での役割を果たしていく必要があります。
    最近では、韓国のレーダ照射事件もありました。
    がんばれニッポン!

  • まず、日本人以外からこうした本が出される点については感謝しかない。

    出来れば、英語版でも出版してほしいものですが、どうなんだろう?

    日露戦争時に諜報活動で逮捕された二人の日本人の話がよかった。

    ロシア人の取り調べにも凛とした態度で弁解はせず「国家に尽くした」と主張する姿に感銘を受けたロシア兵も本来は絞首刑のところ軍人として銃殺刑に変更、さらに二人の命を救いたいと将軍に助命嘆願まで行うも、将軍は「日本人が死を決して任に臨んでいる以上、生を望まないであろう」と返答。この後の話がいい。
    日本人捕虜の一人が大金を所持しており、この金をロシアの赤十字に寄付すると申し出る。(ロシア軍がこの金を勝手に没収しなかった方が驚き!)
    ロシア兵は驚いて、「なぜ家族に送らない、ちゃんと家族に届くようにしてやるから」と説得するも、「日本は我々の遺族を見捨てるような国ではありません。寄付を申し出たのは、不幸にも日本軍の銃弾に当たって傷ついたロシア兵へのせめてもの罪滅ぼしです」と語る。(P148)

    「戦争反対」の言葉を、日本侵略を目論んでいる外国に対してではなく、国民の命と財産を守り抜く日本政府に向けて叫んでいる人たち。(P176)

    日本国憲法を「平和憲法」と呼ぶのは間違いです、正しくは「平和を願う憲法」です。(P198)

    内容が重複する個所もありますが、とてもわかりやすく書かれている良書ですので、一読をお勧めします。

  • もともとは、モルモン教の宣教師として来日するも、国際法律事務所に就職後、企業コンサルティングや弁護士業と並行して、タレントとしてテレビにも出演。日本人の誠実さを高く評価する一方で、その国民性が海外との交渉や軍事面でデメリットになると警鐘を鳴らす、ケント・ギルバードさんの著書。

    もともと中国では、紀元前552年に生まれた孔子が作り上げた「儒教」の考えを重んじ、秦の始皇帝が儒教を禁じた時代以外は、中国人の思想に強い影響を与えているといえる。

    しかし、日本人の「儒教」のイメージからすると、「徳」を重んじる思想で、上下の規律があり、人格を育てるのに最適な書物のひとつのようなイメージで、現代でも「四書五経」と呼ばれる儒教の書物をみんなで朗読し、素行不良の少年を更正させたり、社訓とするような企業もあり、現在進行形で良いイメージがもたれている。

    本書で「儒教」を呪いとする理由には、中国人の思想にはびこる「中華思想」と密接につながっているから。「中華思想」とは、中国の皇帝こそが世界の中心であり、そこから離れた地域は未開の地、そして、そこに住む人々は禽獣にも等しく、中国から遠ければ遠いほど未開で野蛮だと、何の根拠もなく決めつけている思想のこと。

    また、王朝が繰り返し革命にあい、多くの時代を戦乱で過ごしてきた中国では、「儒教」の中心となる「仁・義・礼・智・信」などの優れた部分はすっかり抜け落ち、極端な拝金主義と「公」よりも「私」を重んじ、「私」や「一族」の利益のためなら、法律を犯すこともよしとする風潮へと変化していってしまう。

    この大事な部分が抜け落ちた「儒教」と中華思想が密接に絡み合い、おれのものはおれのもの、お前のものもおれのもの。というジャイアン的な思想で世界から批判されてもお構い無しの現在の中国が出来上がっていったのです。

    韓国はといえば、もともとの国民性である事大主義(自分の信念をもたず、支配的で強い者や風潮を迎合し自己保身を図ろうとする態度)と、中華思想にあやかっておけば、永遠にNo.2でいられるという思想からか、中国のそれに輪をかけて、中国から遠い日本に対して嫌悪感をもっている。日本が先に行くことを心の底から僻み、妬み、何としてでも蹴落とそうと躍起になり、過去に起きたことは何千年経っても恨み続ける。死んだら神様となる日本的思想にはない、犯罪者や憎むべき者は何代も変わらず憎み続ける執拗さも持ち合わせている。

    「特亜三国と呼ばれる」中国、韓国、北朝鮮の非常識ぶりには、ほとほと困り果てている日本ではあるが、日本に生まれてきたことに感謝し、日本の先人たちが中華思想に飲み込まれなかったことにも感謝し、ある程度の距離を保ち、日本人の常識で対応していくしかないと感じた。

  • 日本は、なんと素晴らしい国なんだと誇りに思いました。でも、隣国に対しては、お人好しなだけでは、いけないことを痛感しました。

  • 自分にとっては、復習するように読破できた本であった。
    日々力をつけ、虎視眈々と狙っている(いやすでに侵略しつつあるか)大国中国に、自身らのアイデンティティはここにありと言わんばかりに日本批判を繰り返す韓国。それは今日に始まったことではなく、太古の歴史から培われたものであることを説明。
    ただ地政学的にどうしてもこれらの国とは関わりがあるために、いかに付き合っていくのかがこれからの大いなる問題である。
    日本としても、謝罪体質を治し、先祖がいかに生きてきたかを学び、子孫の見本となるように国を守って行かなければならない。
    勤勉さ・誠実さを失わず、強かさをも合わせ持たなければ、まさに中国の属国と化す虞があると、本書はまさに諫言していよう。

  • 「平和国家」と誤解されることの多い「永世中立国」スイスが冷戦時代に作成した『民間防衛』という冊子では、武力を使わない情報戦の手順が記される。
    1. 工作員の政府中枢に送り込む
    2. 宣伝工作、メディアを掌握し、大衆の意識を操作する
    3. 教育現場に入り込み、国民の「開始」を破壊する
    4. 抵抗意識を徐々に破壊し、「平和」や「人類駅」をプロパガンダに利用する
    5. テレビなど宣伝メディアを利用し、「自分で考える力」を国民から奪っていく
    6. ターゲット石の民衆が無抵抗で腑抜けになった時、大量植民で国を乗っ取る。
    …どうでしょうか。どこかで見聞きしたような既視感はありませんか?
    ★想像していた以上に、我々は戦略的な侵略の脅威にさらされているのかもしれない。

    「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」(講談社、ケント・ギルバート著)
    Day169


    https://amzn.to/3d87zOG

  • 入院生活を送るに当たり、
    病室に持ち込んだ本のひとつがこの本でした。
    数年ぶりに読み返しました。

    ここ最近、
    日本は中国や韓国とギクシャクしています。
    なぜなのか?
    どうして我々、

    日本の主張が伝わらないのか?

    その理由が、この本を読み返してみて
    分かりました。
    まるで霧がはれるようにスッキリなりました。

    この本の著者はアジアの方ではなく、
    アメリカの方で、
    なんの利害関係もないということ。

    それを踏まえると、
    きわめて客観的な立場から書かれたと思われます。
    とても貴重な情報を得て有難いでした 。。。

    さて、

    これら隣国とどう付き合っていくか❓
    が重要な課題です。
    私たちは、主張すべきは明確に主張することが肝要でしょうね。曖昧さは、日本人同士なら通用しますが
    国同士のお付き合いとなれば話は別‼️

    それは今までの歴史が証明しています。

    良識ある国とは連携を強め、そうでない国とは距離をおく。場合によっては「抑止力」も必要‼️
    それでなきゃ、わが国の「生命と財産」と「子孫」は
    守れませんから 。。。

    事実、現に今も領海侵犯、領空侵犯、人さらい、
    不法操業、嘘の垂れ流しや偏向報道
    してるじゃありませんか! 。。。

    野党やサヨク?一部マスコミの反政府の方々は
    それでもいい!って容認されますか❓

    かなり過激なレビューとなりましたが、

    隣国とはいえ、「良識ある方々」はきっと
    いらっしゃると信じていますのでそんな方々とは
    民間レベルで交流をしていくべきです。

  • びっくりするくらい偏っている見方で、そういう見方があるのかというのが勉強になったところ。
    ちょっと相手に対する尊重がなさすぎて下品。

全128件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年米国アイダホ州に生まれ、ユタ州で育つ。1971年米ブリガムヤング大学在学中に19歳で初来日。経営学修士号(MBA)、法務博士号(JD)を取得後、国際法律事務所に就職し、起業への法律コンサルタントとして再来日。弁護士業と並行して『世界まるごとHOWマッチ』(MBSテレビ系)などテレビに出演。2015年公益財団法人アパ日本再興財団による『第8回「真の近現代史観」懸賞論文』の最優秀藤誠志賞を受賞。近年は企業経営や全国での講演活動を行いつつ、『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ系)、『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)などで論陣を張る。

「2020年 『プロパガンダの見破り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケント・ギルバートの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×