アダム・スミス 競争と共感、そして自由な社会へ (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062586511

作品紹介・あらすじ

なぜ今、アダム・スミスなのか――。自由競争の理念を掲げて豊かさを追求する社会を論じる『国富論』と、他者への「共感」が社会形成にもたらす作用を説く『道徳感情論』。彼が残した二冊の主著を一貫した思想としてとらえ、両書の流れと呼応を俯瞰することで見えてくる、その思想の全体像。原典の新たな読み直しによって、誤解されてきた「近代経済学の父」の真の姿を明らかにし、閉塞する現代社会を超克する指針をしめす!

感想・レビュー・書評

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  • 『諸国民の富』と『道徳感情論』の丁寧な解説。原点からの引用が多く、原著に忠実。

    それにしても、アダム・スミスはどうして誤解されるのだろう。

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著者プロフィール

1947年生まれ。九州大学経済学部経済学科卒業。現在、九州産業大学大学院教授、九州大学名誉教授。博士(経済学)。専門は、経済学説、経済思想。著書に『ヴェブレン研究』『現代アメリカ経済思想の起源』『暮らしのなかの経済思想』、訳書にヴェブレン『有閑階級の理論』メイソン『顕示的消費の経済学』(共訳)アダム・スミス『道徳感情論』などがある。

「2017年 『アダム・スミス 競争と共感、そして自由な社会へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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