カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)
- 講談社 (2010年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062576727
作品紹介・あらすじ
MIT(マサチューセッツ工科大学)を始めとするアメリカの各大学で採用される世界基準の生物学の教科書。
感想・レビュー・書評
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引っ越ししたら出てきた本。
昔勉強しようと思ったことがあったらしい。つらい。
直訳系なので読みやすいかと言われると読みにくい。
でもわかりやすい。
という訳で教科書としては優秀。
なつかしのさいぼうこっかく。
ブルーバックスの傑作であります。
医学書も全部片手で持てるサイズになれば良いのにね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ボリボリ読める
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これは安くて、絵も綺麗で、すごい。ちくま学芸文庫に触発されたんだろうか。書名の意味は、USAで使われている教科書を(抄)訳したものってこと。MITでは(学部に関わらず)全学生がこれで生物学を学ぶそうだ。僕は、理工書でも、物語性みたいのがないと頭に入ってこないようだ。物理だと、何が知りたくてどういうことを考えるみたいのが必ずあって、物語っぽさは自ずと出てくる。数学だったら論理の流れが物語的だし、歴史とかなら対象がまさに物語。さて生物の場合、単なる知識の羅列になってしまいがちのように思える。それでなかなか頭に入ってこない。なんとかわかりやすくしようと、カラーの綺麗な図表をいれてみたりするわけだけど、やっぱり物語性の不足感が拭えない。ここまで書いて、そのあとにこの本がこの難点を克服している、という流れなら、物語としてはきれいだけど、残念ながらそういう感じはしないかな。まだほとんど読んでないけど、やっぱり知識の羅列っぽい感じがする。でも、価格と図のきれいさは特筆すべき。これからのブルーバックスに期待。
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ホリエモンが勧めてたけど、自分にはまだ早すぎた。
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お薦めです。
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「刑務所なう。2」
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面白いです。具体例もわかりやすい。
生化の予習になるかなって思って読んでます。
実際予習になるかどうかは分かんないけど(笑) -
原題:Life. 8th ed. (Sinauer Associates, c2008)
※2-4章の翻訳
著者:David E. Sadava ほか
監修:石崎泰樹、丸山敬監
翻訳:浅井将、吉河歩
【簡易目次】
監訳者まえがき(2010年2月) [005-008]
目次 [009-011]
第1章 細胞:生命の機能単位 013
細胞はどのような性質を持つために生命の基本単位となっているのだろうか?
原核細胞の特徴は何か?
真核生物の特徴は何か?
細胞外構造の特徴は何か?
真核生物はどのように発生したのだろうか?
第2章 ダイナミックな細胞膜 083
生体膜の構造はどうなっているか?
細胞膜はどのように細胞接着・細胞認識に関わっているのだろうか?
ほか
第3章 エネルギー、酵素、代謝 141
生物学的なエネルギー変換の基礎となる物理法則はどのようなものだろうか?
生化学のエネルギー学におけるATPの役割は何か?
ほか
第4章 化学エネルギーを獲得する経路 197
どのようにしてグルコースの酸化から化学エネルギーが放出されるのだろうか?
グルコース代謝の好気的経路
ほか
第5章 光合成:日光からのエネルギー 255
光合成とは何か?
どのようにして光合成は光エネルギーを化学エネルギーに変換するのだろうか?
ほか
略歴 [309-310]
さくいん [311-318]